今回は働き方とは何か、BPMと働き方はどう関連するかついて書いてみたいと思います。
社会が十分成熟している今は昔のような長時間労働がもはや美徳の時代ではなくなっています。この社会的なトレンドもあり、公共機関や企業では従来の仕事のスタイルを変えて新しいスタイルを検討している、いわば働き方を変えようとする動きが活発になってきています。そもそも働く、働き方とはどういうことでしょうか?Googleで検索すると働くとは“目的にかなう結果を生ずる行為・作用をする。”だと定義しています。多分皆さん特に異論はないと思います。この意味だと“働き方”とは目的にかなう結果を生ずる行為・作用のやり方”と定義できると思います。それでは、この目的とは何でしょう。これは一般的に企業では会社の目標を達成することをいうでしょう。
それでは、今の働き方は誰がどのように決めたのか考えたことはありますか?経営者は会社の目指す目標を定め、この目標を達成するために必要や組織を設計し、各組織に役割を与えます。各組織が与えられた役割をきちっと果たして会社は目指す目標を達成できるわけで、皆さんには各組織の役割をそれぞれ分けて効率よく目標を達成するために役割が与えられているわけです。これは単純にどこかの組織だけが、または誰か一人だけが役割を100%果たしたとしても目標が達成できないことを反証しています。このように各組織、個々人が果たした役割が連鎖的に作用して結果を生み出す、これを我々はプロセスと言います。ある意味プロセスというのは会社を良く知っている人達が組織、個々人がこうすれば会社の目標を達成できると考えて一番効率良いやり方を設計していて、私たちは設計した通りに一生懸命に働きます。働き方はこのように決められています。
それでは、働き方を変えるというのはどういうことでしょうか?それは今までと同じ結果、またはそれ以上の結果を生ずるためより良い行為に変えることをいいます。“変える”ための始まりは今のやり方とその目的を明確にわかることです。BPMはまさに今の状態(現状)を明確に分かって良い方向に変えるためにどうすれば良いかを継続的に考えるサイクルであり、働き方を変えるとはこのBPMを実現することだと言っても過言ではないでしょう。
以上、BPMと働き方の関係について書きました。
今後、実際の働き方を変える場面でBPMをどう有効的に活用できるか話したいと思います。
そもそも、BPM(ビジネスプロセスマネジメント)って何ということを詳しく知りたい方は、以下の記事でその目的や課題などを詳しく解説していますので、ぜひご参照ください。
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