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サッカー(フットボール)とリアルタイムデータ分析

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最近、仕事でビッグデータ関連の記事を読みあさっているのですが、ふとサッカー(フットボール)関連ではどんなことが起こっているのか気になったので調べてみました。

サッカーのIT化

サッカーでもIT化は進んできているようで、アディダスがプレイ中の選手の動きをリアルタイムに把握し、監督やコーチに情報を提供するシステムの開発をしているようです。

参考:IT化するサッカーで、新たな“情報戦”?選手やボールの動きをリアルタイムで分析

このシステムでは、電子チップを選手のユニフォーム内の専用ポケットに取り付けて、そこから選手の移動速度、心拍数、加速度、走行距離などの情報をリアルタイムでタブレット端末に送り、監督やチームスタッフが各選手の“今”の状態を把握できます。

データの量は、「1人のプレーヤーにつき1秒あたり200を超えるデータ」とありますので、フィールドプレーヤー22人分と考えると1秒あたり4400(種類?)以上のデータを処理していることがわかります。

サッカーとGoogle Glass

また、こちらはリアルタイムの情報ではありませんが、プロサッカー・リーグの世界最高峰と言われるリーガ・エスパニョーラがあるスペインでは、コーチングスタッフはGoogle Glassを使って試合前や試合中に統計データを見て戦術を変えたりもできるようです。

参考:Googleのガラスはコーチが試合でプレーの分析に役立つサッカー場に到着

日本のJリーグはどんな感じかというと、「データストライカー」というかっこいい名前の映像分析ソフトがありました。
参考:http://www.datastadium.com/analysis/striker.html

こちらもリアルタイムでの分析ではなく、研修を受けたスタッフが映像を見て、専用システムからデータを入力して分析するシステムのようです。なかなかスタッフさんは大変そうですが、色々な細かい分析ができるようです。

これらのデータビジュアライゼーション・分析が現代サッカーの戦術にどのように影響しているのか気になるところです。

個人的にはこれを使ってサッカーくじのtotoとか分析したら、的中率が上がらないかなと考えてしまいます。
また、メインは映像解析のようなので、過去の選手もデータ化して現代の選手と比較したりするのもおもしろそうじゃありませんか?

まとめ

このように、調べてみると想像していたくらいのIT化はサッカーでは進んでいました。
サッカーのようにピッチ上の選手の移動距離が長く・切り替えの頻度も多いスポーツをデータ分析すると、プレイを見ているだけではわからないこともわかるでしょうから、相性はとても良さそうですね。
また、それがリアルタイムでビジュアライズされることで、監督・ヘッドコーチとしては戦術のバリエーションが広がるでしょうし、選手のプレイの仕方も変わってくるでしょう。監督がGoogle Glassで試合を見ながら分析して、戦術をリアルタイムに選手に伝えるようなことも近い将来できそうですね。

同じように、ビジネスの世界でもリアルタイムに分析を行うことで、見えなかったものが見えたり、戦略の幅が広がるのでしょうね。


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