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最近の構成管理事情?

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今回は昨今の構成管理事情?について書いてみたいと思います。
もっぱら構成管理というとサーバ、PC、プリンタなどを管理しています。

 

昨今はモバイル機器としてタブレット端末、スマートフォンが使われるようになってきました。
これら機器もITだという事でシステム部門などで管理するという事になっている
ような話をよく聞きますが皆さんの会社はいかがでしょうか?

 

従来のノートパソコンなどは外で使う場合、場所を確保するだけでちょっとした苦労をしていたものですが、
モバイル機器だと場所を選ばず、簡単にいろいろな事ができます。
(かといって歩きながらの操作は厳禁です。)
モバイル機器を使っても外部から社内データへのアクセスなどなんでもできる時代です。
もう、定期報告に出社する位で会社に来なくても良いと言っても過言ではないのではないでしょうか。
(言いすぎですかね?)
でも、今回は自宅勤務とかそういう事を書くわけではないので夢の自宅勤務の話はおいといて
モバイル機器の管理について書いていこうと思います。

 

モバイル機器もITで管理となると当然ハード情報を管理することとなりますが
今までのハードの管理と異なる点としては
「回線の管理」
が増えてくることです。

モバイル機器が故障したら?

外からも使えるという事でSIMを使ってますよね。
SIMにはどんな情報があるかという事はご存知だと思います。

 

当然、機器が故障したとなるとSIMは代替機として回ってくる機器に付け替えして使うという事になります。
 

すると、何が発生するかというと
「どの回線が現在使用されているか?どのモバイル機器に使用されているか?把握する」
という事もシステム部門としての業務に加わってくるのではないかと思います。

通信用の回線などについては総務部など他部署にて契約され、
管理のみシステム部門に回ってくるというケースがあると思います。

そういう状況下で、総務などから回線の利用状況を確認されたらどうやって調査しますか?
回線の契約は行っているけれど実際は使用されていないものをどうやって見つけ出しますか?
数回線程度であれば簡単だと思いますが、管理している回線の数が多いほど管理は難しく
なります。

 

 

そういった時に、例えばの話になりますが
構成管理でタブレット端末と回線の管理を行ってみてはいかがでしょうか。
タブレット端末と回線を別々のマスタで管理し、必要なときに互いに関連付けを行う。
こうすることで、今使っている回線の一覧など簡単に作成できるようになります。
そうすると、利用状況の問い合わせがあっても簡単に資料を提示することができるようになります。

 

 

モバイル機器に関する問い合わせ等のインシデントも登録し、インシデントとモバイル機器の情報を関連付けしていくことで
現状の障害・問い合わせ状況など集計も簡単にできるようになります。

 

 

・今月の紛失件数(置き忘れ等)
・今月の破損件数(落下などによる損傷等)

 

見えたくない数字も見えてくるとは思いますが。

ITの利用が広がることでIT部門の仕事も増えてきます。
如何に増えた仕事の手間を少なくするかという事がとても大事です。

手作業でミスがあるかもしれない仕事で時間を費やすよりも
「ITを駆使して簡単かつミスのない仕事」をやっていきませんか?

昨今言われている、「経営に繋がるIT」を目指すためには、管理業務を如何に
簡単にこなすかという事も必要なことではないでしょうか。

 

といった所で今回は終わりとしたいと思います。ではまた次回。

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