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導入事例 / エステー株式会社様

基幹系システムをLinux+HP ProLiant DL380 でマイグレーション

オープンシステム化によって格段の高速処理と可用性向上を実現

メインフレームからオープンシステムへのマイグレーションは、運用コスト削減に加えて、新システムを開発しやすくビジネスの変化へ迅速に対応する環境を手に入れられるというメリットがあります。エステー株式会社の場合は、さらに障害発生時の復旧時間を短縮し、基幹系システムの安定稼働環境を確立することを目指してマイグレーションを決断されました。マイグレーションでは帳票のオープン環境への移行が負荷になりがちですが、ビーエスピーの帳票システムDURLを活用することにより、その課題も乗り越えたのです。

柔軟性向上を求めてオープンシステムへとマイグレーション

株式会社
エステーコーポレート
スタッフ部門
ITグループ マネージャー
山本 加津志氏

社名から「化学」をとって、「エステー株式会社」へ。消臭芳香剤「消臭力」などのトイレタリー製品や、防虫剤「ムシューダ」などの衣類ケア製品で広く知られる同社は、2007年8月社名変更に踏み切りました。これは、「化学」にとらわれない柔軟な発想で新しいことへチャレンジしていく姿勢を示しています。「これからのトイレタリー製品には、癒しや生活を楽しくする要素が求められます。消費者の嗜好を少しでも早く捉えて商品化し、市場を活性化していかなければなりません」と、山本氏は語りました。

ビジネススピードを支える大きな鍵としてシステムの柔軟性があります。しかし、同社の基幹系システムはメインフレーム上で稼働しており、新機能の追加などが容易ではなかったそうです。そこで2002年から、オープンシステム化に向けてマイグレーションの検討をされ始めました。

社内開発を貫くためにCOBOLマイグレーションを選択

エステーは十数社に上るベンダに提案を求め、慎重に検討を重ねた上で、メインフレームCOBOLからオープンCOBOLへのマイグレーションを選択します。COBOLマイグレーションなら、複雑な業務ロジックを組み上げた従来のプログラムを利用でき、社内の開発者がCOBOLに精通しているため、知識やノウハウも存分に活かせます。しかも、プログラミングを社外へ依頼せずに社内開発を続けられるので、システムのブラックボックスが発生しません。最も大切な「システム障害への対応の速さ」を可能にします。

HP RDP を使って投資効果の高いリカバリーシステムを確立

株式会社
エステーコーポレート
スタッフ部門
ITグループ
マネジメントスタッフ
照井 琢磨氏

通常、レガシーマイグレーションの作業で多くの工数を占めるのが、帳票のマイグレーションです。メインフレームでは、大量帳票を専用の超高速プリンタで集中出力してきたが、オープン環境ではOA用プリンタなどを使って分散出力できるようにしなければなりません。帳票フォームのプログラム修正を要し、請求書などの取引先別・営業所別の仕分けの継承も必要となります。

これらの作業を帳票関連の市販ツールを使って効率化することをエステーは計画。複数の帳票開発支援ツールを検討した上で採用したのが、株式会社ビーエスピーの帳票システム DURL でした。照井氏は、「DURLは、メインフレームの帳票機能を網羅的に備えているため、移行がしやすかったのです。例えば、文字サイズを設定する『モード』は、メインフレームベンダが独自に提供してきた機能ですが、DURLには『モードアダプタ』という機能があってスムーズに対応できたのです」と語ります。

DURLで、メインフレームのフォームをオーバーレイすることにより、フォームの修正も最小限にすることができました。またオープンCOBOLには、DURLとの連携ツールが標準で用意されています。この連携ツールは修正・加工も可能で、今回、このプロジェクト用にいわば『エステーDURL』を作って、帳票移行の効率を上げることにも一役買うことが出来ました。

また、ビーエスピーのオープンシステム用帳票管理システムBSP-RMを使うことで、若干の修正程度で同等の機能を継続して使うことができます。「基幹系システムのマイグレーションで最も大切なことは、オープンシステム上に、安定したシステムを短期間で実現することで、DURLはレガシーマイグレーションに対応する機能が整備されていたため、この目標を達成するのに貢献してくれました」と照井氏に高い評価をいただきました。

バッチ処理もレスポンスも飛躍的に高速化

2007年1月、会計、物流、製造、購買の基幹系システムが、オープンプラットフォーム上で稼働を開始しました。移行したプログラムは、COBOL プログラム1500本と、それを制御するJCLプログラム1500 本の合計約3000本です。コンバートはツールで自動化し、さらにコンバート後の約3000本のプログラムとJCLを手作業で全数検査して信頼性確保に念を入れました。「処理が速い、レスポンスがいい。2 分かかっていたリストアップ作業が5 秒になった部署もあります。長年システム開発に携わってきましたが、初めてエンドユーザーから『ありがとう』と言われましたよ」と照井氏は笑みを浮かべられました。

ビジネスのチャレンジを支える環境を確保

新しいシステムを開発しやすくなった基幹系システムの環境は、経営を速く回していきたいというビジネスニーズにも適合します。新しい業務にも柔軟に対応でき、機能強化も積極的に行えます。次の課題は、メインフレームと同じ動きができるようにしたシステムに、オープンシステムならではのわかりやすいユーザーインターフェースを加味していくことだそうです。エステーの新しいキャッチフレーズ「ここちよさへの新工夫」に、このオープンプラットフォームも確実に結果を出しているようです。

会社概要

名称:エステー株式会社
事業内容:消臭芳香剤・防虫剤・手袋・除湿剤等製造販売 他
設立年月日:1948年8月

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