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導入事例 / 株式会社メイテツコム様

名鉄グループの印刷システムにBSP-RMとDURLを採用
スムーズなマイグレーションを経て、印刷システムの新たなスタンダードとして、グループ各社へ水平展開

株式会社メイテツコム(以下、メイテツコム)は、名古屋鉄道、名鉄運輸、名鉄百貨店など、156社からなる名鉄グループの一員として、グループ企業に向けたシステムの企画・開発から運用管理、サポート、データセンターにおけるハウジングサービス、データ処理までワンストップで総合的なITサービスを提供しています。また、長年培った技術力やノウハウがグループ以外の企業にも高く評価され、その業績は大きく伸びています。

同社では、お客様のメインフレームからオープンシステムへのマイグレーション対応を機に、「BSP-RM(ビーエスピーアールエム)」および「DURL(デュール)」を導入し、オープン環境における印刷システム基盤の構築を実現するとともに、その成果をベースとする新サービスへの展開に成功しました。この同社におけるマイグレーション対応から、BSP製品導入の経緯、具体的なシステムの内容と将来の展望について、ロジスティックス事業担当 リーダーである伊藤 弘和氏、ITサービス担当 シニアリーダーである横幕 浩一氏、データセンター担当 リーダーの髙津 智也氏にお話を伺いました。

グループ各社のオープン化を契機に次世代の印刷システム基盤の構築を企画

株式会社メイテツコム
事業統括本部 第2システム事業部
ロジスティック事業担当 リーダー
伊藤 弘和氏

メイテツコムでは長年、名鉄グループ各社に向けたシステムインテグレーションおよび運用管理を行っています。主な業務の一つに、名鉄グループの物流事業を担う名鉄運輸の基幹システムにおいて、汎用機を中核とするシステムインテグレーションおよびデータセンターにおける運用管理業務があります。

名鉄運輸では、お客様のシステムの利用環境の変化などに対応するため、以前よりオープンシステムへのマイグレーションに取り組んでおり、メイテツコムによって順次オープンシステムへ移行しています。しかし、大量の帳票を印刷するシステムは、現在でも汎用機ベースのシステムが残されており、完全オープン化への大きな課題の1つとなっていました。

今回、メイテツコムではお客様のオープン環境に完全に対応した、印刷システムを構築し、同社の印刷環境のシステム基盤として利用することを決定。2006年にプロジェクトチームを結成して具体的な検討に入りました。

今回、マイグレーションの対象となったのは、複数の帳票を組み合わせた請求書の出力システムなどです。このシステムは、汎用機ベースの「A-SPOOL(エースプール)」を使って帳票管理を行い、各種ツールを用いて自動仕分け作業やオーバーレイ処理などを行っていました。出力作業は月次ベースで行われ、その出力数は1回の作業で10万ページと膨大なものです。

汎用性が高いオープン系印刷環境構築のためBSP-RMとDURLの採用を決定

株式会社メイテツコム
事業統括本部 ITサービス事業部
ITサービス担当 シニアリーダー
横幕 浩一氏

このプロジェクトでは、ロジスティックス事業部が担当した名鉄運輸のオープン環境へのマイグレーション対応のみならず、名鉄・運輸グループへの展開、さらには、ITサービス事業部によりオープン系印刷システム基盤を構築し、名鉄運輸に限らず、IDC利用者への新たなITサービスとして展開するという2つの目的がありました。

印刷システムの基盤構築を担当した横幕氏は「単にお客様個別のマイグレーションで終わらせるのではなく、オープン環境向けの汎用的な印刷ソリューションサービスとして提供するのが大きな狙いでした」と語ります。

これらのミッションを満たすために選択したのが、さまざまな利用環境に柔軟に対応可能なBSPの統合帳票管理システム「BSP-RM」です。BSP-RMはEBCDICやEUC、S-JISなどの文字コード体系に対応し、電子帳票やPDF、FAXなど多様な出力媒体に対応しています。そのため、特定の業務システムに依存せず、標準的な印刷プラットフォームの中核として利用することが可能です。

なお、このシステムでは、センターの大型プリンターによる帳票印刷と共に、ゼロックスプリンターへの出力も必須条件でした。そして、採用したのが、BSPの帳票出力ツール「DURL」です。この導入の背景について横幕氏は次のように語ります。

「このプロジェクトでは、従来と完全に同じ印刷を実現することが命題でした。汎用機ベースで動作するツールを使うことも検討しましたが、処理スピード、導入・運用コスト面で検討した結果、BSP-RMとDURLが最適と判断しました。DURLはBSP-RMとの連携も良好で、さまざまなバッチ・プリント処理に対応でき、標準的な印刷システムを構築する上で必要とされる各種機能を兼ね備えていました」

このシステムは「バッチサーバーシステム」と名付けられ、2007年から移行作業を開始。プログラムはCOBOLで3500本、アセンブラで60本あり、これらのマイグレーション対応を行った後、新・旧システムの双方で同じデータを使い、プログラム単体での突合わせテストおよび結合テスト、月次処理テストを実施しました。

「本番データは1ヶ月あたり数十万件と膨大で、文字コードの違いはもちろん、空白(Null)の取り扱いの違いなどを見極めていく必要がありました。プロジェクト以外のメンバーにも協力してもらいましたが、汎用機に熟知していないとわからない処理項目等もたくさんあり、特定の人間に作業が集中しないように作業負荷を調整するのが大変でした」と、主にマイグレーション対応を担当した伊藤氏は当時の苦労を振り返ります。これらの作業にはBSPのエンジニアも現場に加わり、各種作業をサポートしました。

マイグレーションの成果を活かし、新たなソリューションサービスの展開へ

株式会社メイテツコム
事業統括本部 ITサービス事業部
データセンター担当 リーダー
髙津 智也氏

このような苦労が実り、2008年6月に新システムへの一斉切り替えが完了しました。伊藤氏は「何ヶ月も膨大な出力帳票を突き合わせ、エラーを修正していくという、気の遠くなるような作業を乗り越えられたのは、マイグレーション・印刷システム基盤構築に関わった全員が一丸となることができたからです。もちろん、それには相互のコミュニケーションが欠かせません。頻繁に進捗ミーティングを開いて皆で問題点などを共有するように心がけました」と語ります。

また、プロジェクトに携わり、現在はシステムの運用管理を担当する髙津氏は、「旧システムと比べると、再印刷処理のオペレーションなどの機能が充実し、運用管理面で機能が格段に向上しました。これからの印刷システムの基盤としてふさわしいものができたと思います」と評価します。

今回、メイテツコムのロジスティック事業として、お客様のマイグレーション対応から印刷環境のシステム基盤として構築されたこのシステムは、名鉄運輸に高く評価され、今後、同グループ会社である信州名鉄運輸、四国名鉄運輸および和歌山名鉄運輸での採用が決定しています。現在、これら3社は帳票を手作業で仕分けしていますが、新システムの導入により自動仕分けが実現し、さらなる業務効率化が期待されます。また、このプロジェクトで完成した印刷システムの基盤は、ITサービス事業部の新たなサービスとして提供を開始しました。グループ各社やその他お客様からも引き合いが多数寄せられ、2009年から同社のITサービスの一つとして本格的なグループ水平展開が予定されています。

システム構成図

会社概要

株式会社メイテツコム
事業内容 : 業種別ソリューションの提案・システム開発・運用、
情報システムアウトソーシングの受託、データセンターサービス、各種コンサルティングなど
設立 : 1976年9月27日
ホームページ : http://www.meitetsucom.co.jp/外部ウィンドウを開く

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