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導入事例 / 日販コンピュータテクノロジイ株式会社様

運用業務および継続的な改善のプロセスをツールの移行に合わせて実現

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出版取次において国内最大手の日本出版販売株式会社(以下、日販)の電算部を母体に、1978年に設立された日販コンピュータテクノロジイ株式会社(以下、日販コンピュータテクノロジイ)は、日販の基幹システムおよび日販が提供する出版社や書店、取引先向け業務システムの開発、運用を担っています。システム運用管理は、10年以上にわたり外資系ベンダの製品で運用業務を行っていました。

長年活用してきたオンプレミスの製品を「LMIS on cloud」へとリプレイスしたのは2014年4月のこと。同社ITサービス本部の三谷和義氏と村居慶子氏に、リプレイスの背景や製品選定のポイントについて伺いました。

課題:システム増加に伴うライセンス不足と迫るサポート切れ、ITILの活用

ITサービス本部
インフラサービス第2 マネージャー
三谷 和義 氏

書籍や雑誌の出版取次では国内最大手の日販を親会社に持つ、日販コンピュータテクノロジイでは、日販で培ったITシステムのノウハウをベースに構想・企画から設計、構築、保守、運用までを、日販および日販グループだけでなく、出版社や書店を含めた一般のお客様にもトータルで提供しています。

日販コンピュータテクノロジイでは、システム運用管理のために、ITILに準拠したオンプレミスのツールを10年以上にわたって活用していましたが、運用管理の対象となるシステムが増加したことで従来製品のライセンスが不足し、製品サポートも切れ、追加ライセンスも購入できないという状況から、2013年夏にリプレイスの検討を開始しました。

検討:運用管理ツールの運用管理はしたくない

ITサービス本部
インフラサービス第2
設計構築第3
村居 慶子 氏

従来活用していたオンプレミス製品の後継製品とともに、検討対象に上ったのは「クラウドのITサービスマネジメント製品」でした。クラウドに注目した最大の理由は、「サーバ管理から解放されること」と同社の三谷和義氏は、こう振り返ります。

「サーバは物理的に老朽化するので、オンプレミス製品では数年後にまた更改が必要になります。お客様へ提供しているシステムの管理にリソースを投入するべきだが、自社が保有する資産のメンテナンスに多くのリソースが割かれては本末転倒です。そこで資産を持たずにすむクラウドサービスも選択肢としました。」(三谷氏)

検討していた当時、クラウドサービスとして提供されていたITサービスマネジメントツールは多くなく、「LMIS on cloud」以外は要望していた要件が組み込まれていなかったことから、事実上、「オンプレミスの後継製品」vs LMIS on cloud」の一騎討ちとなりました。この軍配が「LMIS on cloud」に上がったのは、サーバ管理からの解放に加え、村居慶子氏が指摘するデータのバックアップの心配が不要であることが大きな理由となりました。

「運用管理ツールであるため、当然サービスを停止することができません。また、膨大なデータ量であったこともあり、従来のオンプレミス環境ではサービスを停止してバックアップを取ることができなかったのですが、クラウドならば自動的に保持されますから、万が一の時…という心配がなくなります。」(村居氏)

提案、選定:ツールだけでなく、継続的に改善ができる仕組みを組み込む

運用管理ツールのリプレイスにおいては、「カスタマイズは最小限にとどめる事」と、「承認フローと継続的改善を考慮した運用業務プロセスの改善」の2点を念頭に改善が進められました。一部の形骸化している項目などを排除し、継続的改善を行うための指標を取得するなど、項目として意味のあるデータを記録できるように思案されました。その点では、「LMIS on cloud」はITILに準拠していたため、大きなカスタマイズを必要とすることなく、移行を進めることができると判断したといいます。

また、運用業務プロセスの改善においては、ユニリタグループであるビーエスピーソリューションズのコンサルティングサービスを活用しました。このコンサルティングサービスは、同社のプロセスを「LMIS on cloud」へ改善しながら移行していくために、コンサルタントとサポート担当者が一緒になって、プロセスの見直しから設計支援、データ移行、コンフィグレーションなど、ITサービスマネジメントの導入に関する全てをワンストップで提供するというものでした。

効果①:運用スタッフの意識改革も実現

約半年の検討期間を経て、「LMIS on cloud」が稼働したのは20144月のこと。リプレイスを機に、運用に携わるスタッフの意識は大きく変わりました。

「リプレイスにあたってのコンサルティングで、各スタッフが“本来あるべき運用の姿”を考えるようになり、意識改革につながりました。従来の運用ではルールには則っているものの、継続的な改善という面が弱かったのですが、プロセスの見直しを行ったことはリプレイスを行ったメリットの1つです。また、クラウドサービスのためにサーバメンテナンスも必要なくなったことで、本来やるべき業務である『お客様への運用』に集中できるようになったのは狙い通りでした。」と三谷氏は説明します。

一般的に、システムのリプレイスは使い勝手が変わることから、現場のスタッフには好意的に受け入れられないこともありますが、直観的で使いやすいインターフェースであったこともあり、抵抗は全くといっていいほどなかったとのこと。使い方に関する問い合わせもほとんどなかったといいます。

また、セキュリティも考慮した上でインターネット経由でアクセスができるため、夜間や休日にも素早い対応ができるようになったことも、実際に導入してみてわかったメリットでした。従来のオンプレミス製品は社内ネットワークからしか接続できなかったため、出先での承認などもできませんでしたが、場所や時間を選ばずに対応できることは、運用管理を行う上では大きなポイントとなります。

効果②:レポート生成の自動化による業務効率の改善

LMIS on cloud」の機能面では、レポート生成が業務効率につながりました。リプレイス前は、マクロで作りこんだExcel帳票を月次で作成していましたが、お客様へのレポートをそのままデータで提供でき、定例の会議でもプロジェクタで映して情報を共有するなど、工数をかけることなく状況を可視化できるようになりました。

今後の展開

今後の展開として、三谷氏、村居氏は、それぞれ次のようにビジョンを説明します。

「現在はサーバ系だけなので、他にもAS400やメインフレーム、ネットワークなどにも広げていきたいです。また、運用のポータルサイトを作成し、インシデントや要求のステータスを共有するなど、お客様との情報共有にも活用していければ良いと考えています。他、現在、メール連携を試していますが、将来的には迅速な初期対応ができるように、こうした機能も活用していきたいと思っています。」(三谷氏)

「インシデント管理、問題管理、変更管理を『LMIS on cloud』で行っていますが、ナレッジ管理にも活用したいと思っています。また、運用の現場はシフトで動いているため勤務が不規則になりがちです。現在は台帳で管理して、毎朝引き継ぎのミーティングを開いていますが、『夜間にこんなインシデントがあり、こう対応した』といった業務の引継ぎにも『LMIS on cloud』が活用できると便利ですね。」(村居氏)

会社概要

名称:日販コンピュータテクノロジイ株式会社
設立:1978年12月
事業内容:出版業界、ヘルスケア業界を中心とした基幹パッケージシステムの販売。ITコンサルティング。サーバ、ネットワークの設計・構築から、運用・監視などのインフラソリューション提供 ほか
ホームページ : http://www.nct-inc.jp/外部ウィンドウを開く

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