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導入事例 / 株式会社WOWOW様

「可視化」、「標準化」、「自動化」により、統制の強化と効率化を実現

~「LMIS」を中心としたソフトウェアのインテグレーションで業務の全体最適を目指す~

「見るほどに、新しい出会い。WOWOW」のメッセージで知られる株式会社WOWOW(以下、WOWOW)は、日本初の民放衛星放送局として1991年に放送を開始。放送番組を調達および編成し、放送衛星(BS)により有料でテレビ放送を行うことを軸に、ケーブルテレビ、CS(通信衛星)放送(スカパー!)やIPTV(ひかりTV)でもサービスを提供しています。アナログ放送終了後の2011年10月からは、BSデジタル放送の3つのチャンネルで、24時間、フルハイビジョン放送を行っています。また、いつでも・どこでも好きな時にインターネット上でWOWOWの番組を楽しむことができる「WOWOWメンバーズオンデマンド」など、各種コンテンツを強化すると共に、あらゆる伝送路でのサービス拡大を図っています。

同社は、J-SOX法施行後、内部統制を強化するためITILフレームワークの活用を推進。各業務の可視化・標準化・自動化に向けて、ユニリタのITIL準拠のITサービスマネジメントツール「LMIS(エルミス)」を採用し、標準化・システム化による「統制強化」と自動化による業務の「効率化」を実現しました。

今回、「LMIS」の採用に至るまでの背景や決め手になった理由などについて、WOWOWのIT基盤を支える経営戦略局 IT戦略部 専任部長 渡部 伸司氏にお話を伺いました。

J-SOX法施行後、内部統制強化の必要性が高まる中、WOWOWはITILフレームワークを活用した内部統制強化を目標に、申請手続きなどのワークフローのシステム化、業務プロセスの見直し、人手を介した作業の自動化を実施するため、「LMIS」を中心としたソフトウェアのインテグレーションで実現する新システムの構築を決断しました。

人手による作業からの脱却

内部統制強化のきっかけについてお聞かせください。

経営戦略局 IT戦略部  渡部 伸司 氏(中央)、椛澤 聡 氏(左)、葉山 義博氏(右)

元々、当社ではワークフローがシステム化されておらず、各種作業の申請は紙、承認は判子でした。本番業務環境に関わる作業申請にも拘わらずシステム化されていないため、作業申請の漏れや、未承認で作業が実施されるなど、手続きが形骸化されていました。また、Notesで障害などのインシデントのステータス管理をしていましたが、ワークフローにはなっていないため、申請された作業依頼が実際にクローズされているかどうかを作業実績ログと作業申請書のIDに突き合わせるという作業を人手で行っていました。監査前にこれらの資料を作成する場合、実に1週間以上の時間を費やしていました。この資料作成工数や紙の保管コスト削減はもちろん、確実な証跡を出せないままでは監査上問題があると考え、システム化による内部統制強化の改善を検討しました。

改善策の検討

検討された改善策についてお聞かせください。

まずは申請手続きワークフローのシステム化です。既存のワークフローを見直し、手順を整理しました。また、承認者や被承認者の役割を明確に定義し、緊急時の代理承認などのイレギュラーケースも洗い出しました。

次が業務プロセスの見直しです。共通化できる業務システムの洗い出しを行い、担当者・承認者・最終承認者など役割の再定義を行いました。各種申請や、設計書類の関連付や管理方法も検討しました。

最後が最も工数がかかっていた作業実績ログと申請書の突合せによるチェックシステム化です。電子化した申請結果とシステムとの連携を検討し、一元化したログと申請結果の比較内容を定義しました。合わせて、突合せたときにアンマッチとなった場合の手続きと、以降の処理方法を決定しました。

改善策を実現するツールとして「LMIS」を採用

改善策を実現するために「LMIS」を選定いただきましたが、具体的なポイントについてお聞かせください。

繰り返しになりますが、改善の大命題は3つです。

  1. 【可視化】申請手続きワークフローのシステム化/書類の関連化
  2. 【標準化】業務プロセスの見直し
  3. 【自動化】作業実績ログと申請書の突合せによるチェックシステム

これらを実現できる製品を探していたところ、ユニリタからITサービスマネジメントツール「LMIS」の提案がありました。他社からも提案がありましたが、ITIL準拠のワークフローを標準装備し、カスタマイズが自由かつ拡張性が高い「LMIS」と各種ソフトウェアのインテグレーションで新システムを構築することがもっとも実現性が高いと考え選定しました。なお、今回のシステムは「LMIS」が中心となるため、WOWOW社内でも「エルミスシステム」と命名させていただきました。

7つの申請業務をシステム化し業務プロセスの最適化を図る

業務改善プロジェクトを立上げ、エルミスシステムを段階的に成長させることにしました。まずは、可視化に向けたワークフローのシステム化ですが、現状行われている業務を洗い出し、作業の流れを明確にした上でシステム化を進めました。システム化されたワークフローは随時見直し、不要な承認を除くことや、必須となるチェックを追加することで標準化を図りました。

システム構成図

作業実績ログと申請書の突合せを自動化

これまで人手で行っていた作業実績ログと申請書の突合せを自動化するために、監査対象システムを洗い出し、監査対象ログを特定しました。次に比較対象項目の検討とフィルタ条件を選定し、最後に申請漏れに対する事後処理方法を検討しました。これらを明確に定義した後、システム化を行い、実に11種類のログの突合せを自動化することができました。

ログ:Lastログ、SUログ、SQLログ、セキュリティログ、SAP関連ログ、シスログ、モジュールリスト、A-AUTOマスタ変更リストなどを含む計11種類

「可視化」、「標準化」、「自動化」により、統制の強化と効率化を実現

「エルミスシステム」の「可視化」、「標準化」、「自動化」によって、統制の効いた業務運用が可能となり、業務プロセス上での作業申請の漏れや、未承認で作業が実施されることなどの抜けが防止できました。また、監査用のログの突合せから資料作成までシステム化されたため、人手で作成していた時に比べて大幅に工数を削減することができました。

今後は、「エルミスシステム」を通じた統制と効率化の対象領域を広げていきます。そして、ビジネス貢献に向けたIT戦略部全体の業務最適化を進めていきます。

システム構成図

会社概要

名称 : 株式会社WOWOW
設立 : 1984年12月25日
営業放送開始
・アナログ放送:1991年4月1日(2011年7月24日に終了)
・デジタル放送:2000年12月1日
従業員数 : 377名(連結、2013年3月31日現在)
事業内容 : 放送法に基づく基幹放送事業および一般放送事業
ホームページ : http://www.wowow.co.jp/co_info/外部ウィンドウを開く

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