印刷管理機能

文書管理機能

帳票DASH!では企業内にあるあらゆる帳票を格納し、スプールさせ、印刷することが可能です。プリンタもメーカーに依存することなく出力できるため、プリンタメーカー専用の帳票作成ツールを使用することなく帳票を印刷できます。
帳票印刷には、WindowsやUNIX、LinuxなどのOSが装備するスプール機能だけでは機能が不足しがちです。帳票DASH!は運用な必要な機能を網羅しています。
さらに、さまざまなシステムやアプリケーションと連携でき、煩雑な帳票システムの運用を一元的に管理することが可能になります。

PDF ダイレクト印刷
印刷ジョブのステータス管理
印刷ジョブのアクセス制御
大容量出力対応
監査証跡対応
DWH連携

PDFダイレクト印刷

これまでPDFファイルは、ファイル単位に一度開いてから印刷するしか方法はありませんでした。
帳票DASH!ではPDFファイルを登録するだけで、ファイルを開くことなく自動で印刷することが可能です。PDFファイルの形式は帳票作成ツールだけでなく、汎用的なPDFも対応しているため、既存システムなどで作成されたPDFファイルをセンター印刷や分散印刷などに活用することができます。

印刷ジョブのステータス管理

登録された帳票を出力する際にステータス管理を行い、印刷を実施します。
印刷の成功やプリンタ側の故障や用紙ジャム等で印刷ができなかった場合など、Webクライアント画面から各印刷ジョブのステータスを確認することができます。
必要に応じて印刷ジョブの属性を変更して、再印刷や印刷の一時停止などのオペレーションを行えます。

ステータス	説明
初期状態	印刷ジョブ作成時の状態です。
印刷待ち	プリンタごとの印刷キューに登録された状態です。
保留	印刷ジョブが保留されている状態です。
印刷属性不正	印刷ジョブに設定されているプロパティが不正だと判断された状態です。
印刷中	印刷ジョブが印刷されている状態です。
印刷済み	印刷が正常に終了した状態です。
キャンセル中	「初期状態」、「印刷待ち」または「印刷中」にキャンセル処理を行っている状態です。
キャンセル	印刷中の印刷ジョブに対するキャンセル要求が成功し、キャンセル済みとなった状態です。キャンセルに失敗した場合は、実際の印刷結果に従い「印刷済み」または「印刷エラー」となります。
印刷エラー	印刷が失敗した状態です。

印刷ジョブのアクセス制御

ユーザ単位に参照できる帳票やフォルダの設定を行うことで、登録されているデータに対してのアクセスを制限します。
印刷ジョブにアクセス権限を付与することで、しかるべき人にしかるべき帳票を参照できるように制御し、情報漏えいなどのリスクヘッジをすることができます。

大容量出力対応

帳票DASH!で使用している形式がPDF形式とユニリタ独自形式のXRFを採用しているため、夜間などの大量バッチ処理で作成される１万ページ以上の帳票データをXRFで軽量帳票形式に変換し、センター印刷することが可能です。

監査証跡対応

「いつ」「どのユーザが」「どういった処理や操作を行ったのか」、監査証跡を一覧で表示することが可能です。
一覧で出力した内容は、CSVファイルで出力できます。

画面での監査証跡ログ一覧

CSVファイル出力後の監査証跡ログ

DWH連携

企業システム内に構築されているデータウェアハウスからのデータ抽出や、新たにデータウェアハウスの構築には、さまざまなデータソースからの抽出、加工が必要になります。
ETLツールのデファクトスタンダードであるWaha! Transfomerは、システム開発におけるデータ加工や変換にかかる工数を大幅に削減します。
帳票DASH!は、Waha! Transformerで作成されたジョブをスケジュール実行することで、抽出されたデータを帳票形式に変換し、帳票DASH!へのデータ登録、印刷を可能にします。この連携によりETLツールと帳票ツールを一元的に管理、連携することができ、開発、帳票運用の効率化と工数の大幅に削減することが可能です。