ビジネス課題への解決策(アイディア)と、新たな発想(+α)が見つかるIT情報メディア

Menu
  1. TOP
  2. システム運用
  3. 改めて見直す「KPI」

改めて見直す「KPI」

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

皆さんご存知だとは思いますが、今回は「KPI」について改めて書いてみたいと思います。

 

まず「KPI」とはKey Performance Indicatorの略称で、日本語では重要業績評価指標と訳されます。

 

KPIでよく聞く話としては、KPIその物が目標となってしまっているというのをよく耳にしますが、
KPIは最終的な目標を達成するための指標となります。

 

KPIを定義する上で必要とされる要素として以下のようなものがあります。

①数値として計測できる
②できるだけわかりやすくシンプルであり、工夫や努力で達成できる
③対応するメンバなどのアクションにより変化し、外部要因に左右されない

 

まず①ですが、KPIは評価指標であるため、数値化して計測し、評価できることが重要になります。
数値化できていないと、認識のずれが生じ、改善できているのかどうかも評価できなくなってしまいます。

 

続いて②ですが、あまり凝ったKPIにしてしまうと、KPIの測定を実施したが「これって何のために計測してるんだっけ?」では本末転倒になってしまうので、これはどのような目標を達成するためのKPI(指標)なのかをしっかりと認識することが大切となります。

 

そして③は、外部要因に左右されるKPIにしてしまうと、計測結果が改善の成果によるものなのか、単に環境の変化など外的要因によるものなのかが、判断できなくなってしまいます。

上記の点に注意し、最終的な目標達成に向けたKPI(指標)を定義することが重要となります。
また、KPIはあまり多量に定義せず、定期的にKPIの棚卸しを行い、現在の目標達成に必要なKPIを適宜定義することが大切になりますので、これを気に今一度KPIについて見直してみてはいかがでしょうか。

 

その他にも当ブログではKPIについての記事がございますので、ご興味がございましたらご一読ください。
良いKPIと悪いKPI
サービスデスクのKPI~如何に評価し改善するか~

 

また、当社のITサービスマネジメントツール「LMIS on cloud」では柔軟なレポーティング機能により、簡単にKPIを測定、モニタリングすることができます。

もしご興味がございましたら、お問い合わせください。

メールマガジンの登録はこちらから
メルマガ登録 お問い合わせ