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帳票運用ノウハウ!~レガシーマイグレーション、SI/SO制御

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先日、チャネル接続のプリンタを撤去して、ネットワーク接続のプリンタに変更使用するお客様とお話をしました。メインフレーム上のアプリケーションは変更したくないけれど、EBCDICデータを何とかしてネットワークプリンタにこれまで通りのイメージで出力したい。

 まず考えることは、

①どうやってメインフレーム上の帳票データをサーバーに転送するか?
②どうやって文字コードを変換するか?
③どうやってオーバーレイ(罫線)と帳票データを合成するか?

 ですが、これらは技術的には簡単にできそうです。

 
しかし!お客様の帳票データを文字コード変換していくと、文字化けをする箇所が見つかりました。便覧を片手に地道に調べてみると、2バイト文字の前後にシフトイン、シフトアウトの制御コードがない帳票データだったんです。

 まさしく、AFPでした。まだまだ、AFPは使われているのだなと思いました。

さあ、どうしようかな。手ごわいぞ!

 AFP(エーエフピー)とは

 「Advanced Function Presentation(高機能プレゼンテーション)」の略。帳票の見た目(プレゼンテーション)とデータを分離し、プレゼンテーションを共通の印刷資源として管理するアーキテクチャである。印刷資源はプリンタ側(専用のAFPプリンタ)で管理しイメージ処理が効率化される。また、業務アプリ側はデータ生成だけを行い、イメージ処理を行う必要がない。

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