2015年11月4日に、『クラウドで実現する事業貢献IT』と題し、アマゾンウェブサービスジャパン株式会社との共催セミナーを開催いたしました。 近年のクラウドインフラはプライベートクラウドからパブリッククラウドを採用する動きが増えることに伴い、従来の保守部門としての情報システム部から積極的な事業貢献に携わる情報システム部門への転換に進む事例が増えております。本セミナーではパブリッククラウドの提供事業者、活用するユーザの情報システム部門、その活用を後押しするベンダーの3つの視点からの取組を解説頂きました。
講演1
「Amazon Web Servicesにおける事業貢献IT」
アマゾンウェブサービスジャパンの講演では、
講演2
「デジタルビジネスを支えるカシオのクラウド活用事例」
~カシオファン創りの裏側で活躍するIT部門~
ユーザー事例であるカシオ計算機様の講演では、社内における様々なインフラ運用の課題解決としてWebサイトを中心にAWSの採用を進めた経緯、その後特にオムニチャネルを意識したサービスデザインに転換するまでの流れをご紹介頂きました。特にカスタマーリレーションを強化するための課題において、フロントアプリとバックエンドの技術解析の流れと、そしてその中で部門の意識改革・社内のクラウド活用を展開する過程など、ビジネスITとの融合を促進する同社の強い取組についてご説明頂きました。
講演3
「デジタル・エンタープライズを実現するクラウドサービス」
~企業の競争力を支える情報技術とは~
株式会社ユニリタの講演では、カシオ計算機様のクラウドセキュリティ向上の取組において、認証システムの強化とユーザ利便性改善の取組について解説を致しました。またその過程において、デジタルエンタープライズに情報活用プラットフォーム「infoScoop」がどのように活用されたか紹介しました。また、今後公開予定のSaaS版についてデモンストレーションと絡めて紹介させて頂き、B2Bサービスのプラットフォームとしてお客様のさらなる事業に活用するためのロードマップを紹介しました。
なお、セミナー終了後に参加者の皆さまから頂いたアンケートにおいては、「弊社もクラウド全面移行のその先を急ぎたいと思った」「社内情報システム部門が社内外ユーザに対して積極的な取り組みをしており参考になった」「クラウドのサービスを生かすベストプラクティスは何か、とても気になる」などの回答を頂き、事業活用に向けた取組に特に大きな共感の声が寄せられました。