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導入事例 / 株式会社全農ビジネスサポート様

信頼性やセキュリティ面、ランニングコストの優位性を検証し、会計システム基盤にクラウドを採用!

JA全農グループにシステム開発・保守等のサービス提供を行う株式会社全農ビジネスサポート(以下、ZBS)は、会計システム基盤にクラウドコンピューティング基盤であるAmazon Web Services(以下、AWS)を採用しています。2012年7月に本番カットオーバーを迎えた同システムの自動化ツールとして、BSPのA-AUTOが採用されました。ビジネス環境の変化が著しい昨今、その拡張性・柔軟性の高さを受けて注目を集めるクラウドですが、基幹システムにクラウドを採用したという事例は多くはありません。

今回は、会計システムの基盤にパブリッククラウドを採用するに至った背景やA-AUTOが採用された経緯を、情報サービス事業本部グループ関連システム部ソリューショングループ 時津氏と大浦氏にお伺いしました。

JA全農グループに専門性を活かしたサービスを提供

ZBSの事業内容をお聞かせください。

株式会社全農ビジネスサポート 情報サービス事業本部 グループ関連システム部 ソリューショングループ 時津 朋寿氏
株式会社全農ビジネスサポート
情報サービス事業本部
グループ関連システム部
ソリューショングループ
時津 朋寿 氏

「ZBSは、管財関係の業務を担当する管財事業本部とIT関係の業務を担当する情報サービス事業本部とに大きく分かれ、それぞれJA全農グループに専門性を活かしたサービスを提供しています。我々が担当する情報サービス事業本部では、会計システムのパッケージをスクラッチから開発、グループ企業へ提供と保守サービスを行なっています。開発期間は約1年から2年で、今回は会計システムの後継製品をゼロから開発しているという形です。現在は社内パッケージとして開発していますが、今後は、他のグループ企業へ展開する予定です」(時津氏)。

属人化を撤廃したシステムへの変換

今回、会計システムの開発に踏み切った背景をお聞かせください。

「会計システム基盤の刷新に至った大きな理由は属人化の撤廃です。社内に情報が散在し、有効活用ができていませんでしたので、統合化、最適化を目指し、開発を開始しました。2012年7月に財務会計システムの刷新が完了し、カットオーバーされたところですが、他の販売管理や管理会計、固定資産なども含め、これからの展開を考察しているところです」(時津氏)。

A-AUTOを継続採用

今回のバージョンアップにあたって引き続きA-AUTOを採用頂けた決め手についてお聞かせください。

「A-AUTOはシステムの刷新前から導入されており、運用部門からは長年使用してきたA-AUTOであれば、システムが刷新されてもすぐに対応できるとのことで新システムにも採用されました。安定運用を優先した形ですね。また、今回新システムの基盤としてクラウドコンピューティングを採用しましたので、クラウド上でもA-AUTOが稼働するかどうかが課題としてありましたが、BSPの担当者からは即座に問題なく稼働できるという回答をもらい、継続しての採用が決定しました」(時津氏)。[図1]

基幹システムをクラウドへ移行する

全農ビジネスサポートの基幹システムにクラウドを採用された経緯をお聞かせください。

「会計システム刷新のプロジェクトが立ち上がった当初は、クラウド上にという構想はありませんでした。配電等の都合上、自社の社屋内に新たにサーバを設置することが難しくなったため、外部のDCへサーバを移設するという話が上がりました。“サーバを社外へ設置する”という点ではパブリッククラウドもDCと同じではないかという点から採用を検討しました。5年間のランニングコストをクラウドとオンプレミスで比較検討したところ、当社の場合クラウドの方がコスト面での優位性があったため、クラウド上でのシステム構築を決定しました」(時津氏)。

オンプレミス版よりも高い稼働率

信頼性やセキュリティ面での不安は無かったのでしょうか?

株式会社全農ビジネスサポート 情報サービス事業本部 グループ関連システム部 ソリューショングループ 大浦 賢 氏
株式会社全農ビジネスサポート
情報サービス事業本部
グループ関連システム部
ソリューショングループ
大浦 賢 氏

「クラウドの導入・事業化を検討する社内プロジェクトにて、各社のクラウドサービスを比較した結果、AWSは専用線も引け、VPNで繋げばセキュリティも堅牢ということがわかりました。プライベート・クラウドといっても、新しい財務会計システムでは社内からVPNで接続していますので、従来のように社内に設置したサーバへアクセスするのと同様の信頼性を保てています。また、オンプレミス版よりも高い稼働率が出ています。」(大浦氏)。

開発・導入プロジェクト中の課題

クラウドへの移行に際して苦労された点や現状についてお聞かせください。

「クラウド上でのシステム開発にあたっては、自社サーバで開発したものをクラウド環境へ移行する形を取っていましたが、「クラウドだから」ということで苦労した点は特にありませんでした。クラウド環境への動作検証や本番移行もスムーズに完了することができました。
カットオーバー後も大きな問題もなく、安定的に稼働しています。新システムでは自社内にあるサーバでA-AUTOのマスタデータを保管し、クラウド上のA-AUTOリモートライセンスで実際の処理が行われていますが、こちらも問題なく稼働しています。コスト面以外での効果としては、UIがスクリプト寄りの動的な画面となり、格段によくなりました。ユーザビリティはこれから測っていくことになりますが、新しい技術を導入しているので、今後の拡張性は上がっていくと予想しています」(時津氏)。

導入効果と今後の展開

今後の展開についてお聞かせください。

「今回開発した会計システムがパブリッククラウドで稼働したことで、今後はグループ企業へ展開する際の稼働基盤メニューの一つとして推進していく予定です。各企業のシステム規模に合わせてパッケージとして提供するか、従量課金(利用料方式)という2つの提供方法を想定しています。パッケージと従量課金制いずれの提供方法を取るにせよ、ZBSとしては、ライセンス費用を抑えることも課題となって来ますので、OSSの採用も検討する必要があると考えています。例えば、AWSではリソース監視サービスも提供されていますが、プロセス単位でできるわけではなく、監視できる範囲としては不十分なので採用はしていません。そういった中でBSPの提案するZabbixサポートサービスにも魅力を感じています。クラウドの採用に至る過程でもあったように、保守や保証がきちんとされていればOSSの検討も戦略的には大いに有り得ると思います」(時津氏)。

AWSと会計システム・A-AUTOのシステム

システム構成図

会社概要

名称 : 株式会社全農ビジネスサポート
本 社 :東京都千代田区内神田1-1-12
資本金 : 5億9450万円
従業員 : 約500人
設 立 : 1960年9月
ホームページ : http://www.z-bs.co.jp/外部ウィンドウを開く

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