ユニリタ、SAP/ERPシステムの移送自動化を実現
クラウド型ITサービスマネジメントツール「LMIS on cloud」のオプションを提供
2016年04月12日 プレスリリース
株式会社ユニリタ(本社:東京都港区、代表取締役 竹藤 浩樹、以下ユニリタ)は、4月12日、クラウド型ITサービスマネジメントツール「LMIS on cloud(エルミス・オン・クラウド)」にSAP/ERPシステムの移送管理業務を自動化するオプションサービス「LMIS/AutomaticRelease for ERP(エルミス・オートマティック・リリース・フォー・イーアールピー)」の提供を開始しました。
SAP/ERPシステムは、多くの企業の基幹業務において採用されています。企業統合やグローバル化、適用業務の拡大などビジネス環境の激しい変化に伴い、システムの変更(※)は頻繁に実施されています。基幹業務システムの変更であるだけに、本番環境の安全な更新はIT部門にとって重要な課題となっています。また、昼間のオンライン処理、夜間のバッチ処理とシステムを停止出来る時間も限定されているのも移送実施をさらに難しくしています。
※:SAP/ERPシステムでのシステムへの変更適用は「移送」と呼ばれます。
SAP/ERPシステムの移送管理に関する課題
- 承認手続きと移送作業が連動されずに、許可されていない本番環境の変更が起きている
- 変更、インシデントなどとの記録がリンクされていないため、変更理由などのトレースが困難
- 休日、深夜が移送作業の主な時間帯となるため、担当要員に負担がかかる
- 移送の実行順番などで人的ミスが起きやすい
2014年に提供を開始したリリース作業の自動化を実現するオプション「LMIS/AutomaticRelease」を、SAP/ERPシステムの移送処理に対応できるように拡張いたしました。これにより、移送作業のミスの抑止やコストの削減、および統制強化を実現します。
導入効果
自動化により作業ミスと工数を大幅に削減
計画されたスケジュールに従って、検証環境または本番環境への移送を自動的に実行し、人為的な作業ミスを防止します。夜間早朝などの時間での作業による要員への負荷や作業コストを軽減します。
また、即時実行、移送処理のホールドや、移送処理同士の先行/後続関係の定義、複数クライアントへの同時適用、各種移送オプションの指定など、移送作業の細かな制御も可能です。
ワークフローとの連携による申請・承認の標準化と履歴保管による監査対応
「LMIS on cloud」のワークフローと連携させることで、移送処理に対する承認、移送実行結果の履歴保管が行えます。これにより、内部統制やセキュリティ監査からの要求事項にも柔軟に対応することができます。また、内蔵するレポート機能により、監査証跡だけでなく「今週の移送予定一覧」「今月の移送結果一覧」などの管理情報を柔軟に出力することも可能です。
LMIS/AutomaticRelease for ERP 連携イメージ図
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