ユニリタ、クラウド型ITサービスマネジメントツール「LMIS」に ITサービス改修のプロジェクト管理機能を搭載
~ITサービスの運用と改修プロセスを統合的に管理、ITサービスの継続的改善を実現~
2016年09月13日 プレスリリース
株式会社ユニリタ(本社:東京都港区、代表取締役 竹藤 浩樹、以下ユニリタ)は、9月13日、クラウド型ITサービスマネジメントツール「LMIS(エルミス)」にプロジェクト管理機能を搭載した新バージョンの提供を開始しました。
日々変化し続けるビジネス環境にあわせて、それを支えるITサービスも継続的に改善を続ける必要があります。利用方法の改善、障害の修正、あらたなビジネス要件への対応など、ITサービスに寄せられるさまざまなリクエストを整理・優先付けして対処することはIT部門にとって重要な課題です。
しかし、運用部門からの問題や改善要望の受付、開発部門での実際の改修プロジェクト、本番環境への適用など、プロセスやプロジェクトの管理が部門ごとに分かれてしまっているのが現状です。それぞれが個別のツールで管理され、組織間の情報共有が十分に機能しない結果、問題プロジェクトの検出遅れ、予期せぬ予算超過や納期遅延、要件の対応漏れなど、コスト面での悪影響のみならず、サービス品質の低下、ビジネスの機会損失といった問題も引き起こしています。
サービス改修のプロジェクト管理に関する課題
- プロジェクトがどのような依頼が元で実施されているのか紐付けて管理できていない。そのため、プロジェクト進行中に計画の変更が必要になった時、開発部門によって本来の要件や納期を満たせない内容に変更されてしまう。
- プロジェクト情報を共有したいが、ツールが高価で対象者全員に配布できない。または部門、プロセス毎に異なるツールを利用しているため、余計なライセンス費用がかかっている。また、情報共有を手作業で実施しており作業コストもかかっている。
- プロジェクトの進捗状況が開発以外の関連部門からみて容易に判断できない。そのため、問題に気づいた時には手遅れになっている。
これらの課題に対し、ユニリタではITILに準拠してITサービスの企画開発から運用までのライフサイクル全体の管理を支援する「LMIS」に、ITサービスを改修するためのプロジェクト管理機能を追加しました。
従来のプロジェクト管理ツール単体が改修プロジェクトのみの管理にとどまるのに対し、「LMIS」では、ITサービスへの、改修の依頼(変更管理)、改修の実施(プロジェクト管理)、改修の適用(リリース管理)がシームレスに連携し、情報を1つのツールに集約しての管理と共有が可能になりました。
日々の運用からのインシデントの検出、問題対応、変更依頼、改修実施から本番適用まで、ITサービスのライフサイクル全体と運用管理作業を統合的にカバーした「LMIS」で、複数部門および複数プロセスにまたがった情報共有を促進することにより、ITサービスの全体最適化と継続的改善を実現します。
LMISプロジェクト管理機能の特徴と効果
変更管理、リリース管理との連携
「LMIS」の変更管理プロセスおよびリリース管理プロセスをプロジェクトと紐付けて管理することができます。これにより、変更の理由や依頼者・実施者、プロジェクトのステークホルダーの把握、見積もり予算とプロジェクト実施状況の比較などが、容易に管理できるようになります。
プロジェクト状況の可視化
スケジュールとコストにおける予定と実績、工数消費と達成度合いによる見込み状況を数値で表示します。また予定を超過した、または超過しそうなプロジェクトやWBSをカラフルなアイコンで警告表示するため、一目で問題プロジェクトの所在が把握できます。要員の作業割り当て状況をカレンダーで確認することも可能です。さらに「LMIS on cloud」の強力なレポート機能により、プロジェクト状況の一覧、課題管理、進捗報告などもレポートで共有・配信することができます。
プロジェクト管理機能イメージ
「LMIS」の詳細は、下記をご参照ください。
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