ワークアラウンド自動化
障害対応をNoOps化!
既知の障害は自動対応。対応結果も自動記録。
悩み
複数の監視ツールが混在しており、一元的なオペレーションができない。
解決!
各種アラート通知を集約、表示上の差異を吸収できるため、均一な情報表示で一元管理できるようになります。
悩み
アラート発報を受けても、複雑な例外判定が存在し、エスカレーションミスが多発している。
解決!
例外判定条件を登録しておくことで、人的スキルに影響されることなく、インシデント化すべきアラートを自動抽出できます。
悩み
担当オペレータにより、対応品質にバラつきがあり、ダブルチェック工数も負担が大きい。
解決!
実行すべき対応手順を自動選択し、即座に実行します。対応手順は機械的に実行されるため、オペレータによるダブルチェックの必要がありません。
悩み
インシデント管理の記録に手間がかかったり、記録漏れが発生したりする。
解決!
インシデントの起票、実行内容の記録が自動的に行われ、後続のITILプロセスへシームレスに連携できます。
ソリューションの特長
高い汎用性

障害検知を行う監視ツールは、ほとんどの製品に対応可能。複数の製品が混在している環境でも問題ありません。
QCDの改善

手順が確立されている障害対応であれば、人手で作業するよりも、CEサーバによる自動実行の方が障害復旧までの時間を大幅に短縮できます。
また、作業ミスも防止でき、ダブルチェックの立ち合いも不要となります。
ソリューション概要図
「コマンド実行サーバ」とITサービス管理ソフトウェア「LMIS」の連携
本ソリューションは、業務自動化ツールを実装した「コマンド実行サーバ」とITサービス管理ソフトウェアである「LMIS」を連携させることで、既知の障害の自動対応と対応結果の自動記録を実現し、システム運用者の負荷を軽減させるだけでなく、迅速な障害復旧と作業品質の向上をもたらすことができます。

活用例
業種:金融業 | 従業員規模:2,000名 | 導入部門:IT部門 |
課題
- 企業統合が繰り返された中でシステムの一貫性がなく障害が多発している。
- 開発グループは、新規サービスの開発に追われていて、障害の恒久対応に手が回らない。
- 運用グループは、障害対応に追われ、他の業務や、運用の改善に取り組む暇もない。
提案
- 突発的な障害対応を自動実行するワークアラウンド自動化ソリューションを提案します。
- 既知のエラーについては、繰り返し発生しても自動対処により人的工数の消費を軽減します。
- 運用グループは、人的関与が必須な業務に集中して取り組むことができるようになります。
効果
- 運用グループは、軽微な作業や、ルーティンワークから解放され、オペレーションミスのリスク低減もできます。
- 自動対処の対象を少しずつ拡大することで、運用グループの改善活動時間を確保できるようになります。
- 障害の記録は自動蓄積されレポート化も容易であることから、頻度の高い障害、影響の大きい障害をビジネスリスクの観点から把握でき、優先的な恒久対応の要請につなげることができます。
適用業務例
システム監視業務
課題
- オペレータに託している作業が多岐に亘り、工数の負担や、対応スキルの不均一など、人的問題が山積している。
効果
- 定型作業は自動処理化を進めることで、オペレータの工数を人的関与が不可欠な作業へ集中させることができます。
- 自動処理化された作業は、全て均一な品質で実行されるようになります。
- オペレータの抱えている業務を逐次自動処理化することで、運用改善を進めることができます。
申請対応業務
課題
- 繁忙期に申請量が急激に増加し、リードタイムを維持できない。
- 作業自体は単純なものの、作業ミスが重大障害を招くリスクがあるため、ハイスキルなSEが対応せざるを得ない。
効果
- 自動処理トリガをアラート通知から申請メールに変えることで、申請の都度、滞留させることなく自動的に定型処理を実行できます。
- 自動処理であるため、オペレーションミスのリスクが軽減できます。不測の事態の場合は、作業中断しエスカレーションに切り替えることも可能です。
夜間保守業務
課題
- 単純なOS再起動や、ファイル転送確認等のために、夜間、オペレータを配置しなければならない。また、そのオペレーションの確認のための人員を別途配置しなければならない。
効果
- 自動処理トリガをアラート通知から指定時刻起動に切り替えることで、オペレータによる夜間作業を自動処理に代替することができます。
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