ユニリタのジョブ管理ツール「A-AUTO」、
AWS Mainframe Modernizationとの連携を実現
2024年8月20日 プレスリリース
株式会社ユニリタ(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:北野裕行、東証スタンダード市場:3800、以下 ユニリタ)が提供するジョブ管理ツール「A-AUTO」が、アマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)が提供する「AWS Mainframe Modernization」において、AWS Blu Age環境におけるジョブ連携が可能となったことを発表いたします。
AWS Mainframe Modernizationは、メインフレーム上のアプリケーションをAWSに移行し、クラウド上で稼働・モダナイズするためのツールとマネージドサービスの集合体です。その中で、AWS Blu Ageは、レガシーコードを解析し、クラウド対応のJavaコードにリファクタリングする機能を提供します。これにより、COBOLやPL/Iなどのレガシーコードが、現代的なアーキテクチャに変換され、Amazon AuroraやAmazon RDS for PostgreSQLといったクラウドネイティブなデータベースとの連携が可能となります。
「A-AUTO」は、ITシステム上での業務処理のジョブスケジューリングやオペレーションの自動化に特化した運用管理ツールです。今回の連携により、AWS Blu AgeによってリファクタリングされたアプリケーションのバッチジョブをA-AUTOでスケジューリングし、自動実行することが可能となりました。
これにより、メインフレーム上で稼動していた基幹系アプリケーションのAWSクラウドへの移行において、ジョブ管理システムの構築と運用が大幅に効率化されます。
具体的な効果としては、以下の点が挙げられます:
・バッチジョブの集中管理
「A-AUTO」の機能により、日次・週次・月次のスケジュールを事前設定し、自動的に実行することが可能です。
・リアルタイム監視
「A-AUTO」により、バッチジョブおよびジョブネットワークの実行状況をリアルタイムでモニタリングできます。
・自動フェールオーバー
システム冗長化による高可用性構成により、障害発生時の自動フェールオーバーが可能です。
・既存システムとの連携
AWSへの移行後も、既存の分散コンピューティング環境とのジョブ連携が維持されます。
【図】AWS Blu Ageと連携する「A-AUTO」の高可用性環境の例
【出典】Amazon Web Services ブログ
今回Amazon Web Serviceブログにおいて「AWS Mainframe Modernization Blu Age によるバッチジョブの移行と運用」として「A-AUTO」における動作検証を公開し、メインフレームからAWSへの移行がスムーズに行えることが確認されました。AWS Mainframe Modernizationと「A-AUTO」の連携により、メインフレームでの運用を踏襲しつつ、クラウドの利点を最大限に活用できるようになります。
詳細な情報やお問い合わせは、AWSおよびユニリタ社の問い合わせ窓口までご連絡ください。
以 上
「A-AUTO」とは https://www.unirita.co.jp/products/aauto.html
1977年の提供開始以来、「止められない情報システム」を支え続けて40年
システム運用・監視業務のルーティンタスクを自動化する、バッチ・ジョブ管理ツールです。
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株式会社ユニリタ プロダクトサービス事業本部 ビジネスオートメーション部https://www.unirita.co.jp/inquiry/product-form.html
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