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決算Q&A

2023年3月期決算説明資料の補足Q&Aを掲載します。 

 

2022年度連結決算の内容の評価について聞きたい。

全体としては、計画値に対しても増収増益で、期初予想に対し上方修正ともなった。各セグメントも売上面では計画値を上回り増収となったが、損益面では、クラウドサービスが、営業損失2,800万円の計画値に対し、営業損失1億9,700万円とギャップが生じた。そこをプロフェッショナルサービスの増益がリカバリーする形となった。クラウドサービスも損益面では未達ではあるが、改善できた点もあり、次期に向けての成果と考えている。

3セグメントの中で唯一クラウドサービスが赤字であるが、その要因は何か?

クラウドサービスセグメントは、マーケットや顧客の特性別に、「IT活用クラウド」「事業推進クラウド」「ソーシャルクラウド」の3つに事業領域を分けている。その中で赤字幅が大きいのは「ソーシャルクラウド」である。

企業の情報システム部門向けの「IT活用クラウド」は、サービスデスクの品質向上やリモートワークを支える基盤サービスなどの主力サービスが好調で利益も出している。

企業の事業部門向けの「事業推進クラウド」は、アフターコロナのマーケットニーズを捉えたグループ会社の人材派遣向けや人事管理サービスで利益を出してきているが、ユニリタのサービスに赤字があり、全体に影響している。

農業や地域交通が抱える社会課題解決型のサービスを提供する「ソーシャルクラウド」は、当社グループならではのマーケットアプローチで事業を展開している。その中で、地域交通の課題に取り組む事業内容は、“交通量や人流データを定常的に取り、街づくりに活用できるサービス”を、地域交通を管轄する自治体向けに販売しており、受注が増えている。

「事業推進クラウド」のユニリタが提供するサービスと、「ソーシャルクラウド」の売上が伸びてくると、クラウドサービス全体が利益基調となってくる。

当社では、CSV経営を掲げているので、「ソーシャルクラウド」はそれを事業として体現する分野だと思っており、成果として社会貢献につながる事業として行っていきたい。

クラウドサービスセグメント全体としては、2023年度に黒字化の計画である。

プロフェッショナルサービスが好調な要因は何か。

このセグメントは、「コンサルティング事業」「システムインテグレーション事業」「アウトソーシング事業」の3つの事業で構成している。産業界のDX推進という大きな潮流の中、コンサルティング事業は、データマネジメント、ITサービスマネジメントのニーズが高く受注も好調であり、営業利益率も20%を超えている。この分野を構成するグループ会社2社は、独自のノウハウと実績を持ち、当社グループの強みの一つとなっている。当社グループの優位性としては、コンサルティングのお客様にシステム構築や運用の要望があれば、システムインテグレーションやアウトソーシングサービスまでをワンストップ型で提供することができる点である。

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