2022年3月期第1四半期 決算レポート
株主の皆さまには、平素よりご支援を賜り誠にありがとうございます。
ここに2022年3月期第1四半期 決算レポートをお届けいたします。
依然、コロナ禍中ではございますが、皆さまの安全とご健康をお祈り申し上げます。
今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。


第1四半期業績ハイライト
売上高
24.7億円
(前年同期比 4.0% 増)
営業利益
1.1億円
(前年同期比 13.8% 減)
経常利益
2.1億円
(前年同期比 10.0% 減)
四半期純利益
1.3億円
(前年同期比 53.1% 減)
第1四半期業績ハイライトのポイント
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売上面
プロダクトサービス、クラウドサービスを中心に、事業のサービスシフトに向けた取り組みも順調な立ち上がりとなる。
当四半期の業績は計画比堅調に推移。
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損益面
利益面では、前年同四半期比減。
主因としては、今期の業績計画では、事業のサービスシフト(サブスクリプションモデルへの転換)を前期よりさらに積極的に推進しているため。
サブスクリプションモデルでは、売上が累積型となるため売上構造が下期偏重となり利益面にも影響する。
加えて、競争力強化のための人材を含む投資計画を実行中。
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セグメント再編
今期よりグループ事業をビジネスモデル毎に「プロダクトサービス」「クラウドサービス」「プロフェッショナルサービス」の3つに再編。
グループ各社の連携力を強化し、環境変化のスピードと多様化するマーケットに適応するべく事業を推進する計画。
第39期定時株主総会のご報告

当社は2021年6月17日に第39期定時株主総会を開催いたしました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、昨年に引き続き規模を縮小して実施いたしました。決議事項は3議案とも原案どおりご承認いただきました。株主の皆さまにおかれましては、総会運営へのご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございました。
株主総会では、社長の北野より、今期(2022年3月期)を初年度とする新中期経営計画のご説明をさせていただきました。 お土産につきましては、昨年のご好評を受けまして、事前に議決権行使をいただいた株主さまの中から、抽選で1,000名様に「ユニリタオリジナル 季節の野菜詰め合わせBOX」をお届けいたしました。
日本初!バス車内のCO2濃度測定・予測サービス

当社グループ会社の(株)ユニ・トランドは、(株)アイネットと協業し、十勝バス(株)様にバス車内の二酸化炭素(CO2)濃度を計測し可視化・分析するサービスの提供を開始しました。
このサービスは、バス車内のCO2 濃度を計測し、それを可視化・分析することにより、新型コロナ感染症予防と利用者の安心安全を確保するものです。また、CO2の計測のみならず、5分後の車内のCO2濃度も予測することができるため、車内の空気状況が悪化する前にアラート通知を出すことができます。
濃度予測を組み合わせたバス事業者向けサービスは日本初となり、新型コロナウイルス感染予防の一助となると考えます。
「Growwwing」コニカミノルタ(株)様で採用!

コニカミノルタ(株)様が提供する、データに基づき介護施設のオペレーションを変革するソリューション「HitomeQ ケアサポート」のカスタマーサクセス活動において、当社のクラウドサービス「Growwwing」が採用されました。
企業のクラウドサービス利用が拡大傾向にある中、サブスクリプション事業者は、自社の価値を届けLTV(Life Time Value:ライフタイムバリュー)を最大化する「カスタマーサクセス」の専門組織の構築や活動に力を入れています。
コニカミノルタ(株)様では、カスタマーサポートの対応が受け身型になっている現状を積極的能動型に変革すべく、今般、当社のカスタマーサクセスのサービスを導入しました。これにより、顧客情報の一元管理とデータに基づくオペレーションの実現を通じ、社内と顧客双方のDXを推進していくとのことです。
事業セグメントの再編

当社では、本年度(2021年度)をスタートとする新たな3カ年中期経営計画を策定しました。グループの事業セグメントを事業の構造変革に合わせ、従来の5つから3つに再編し、環境変化のスピードと多様化するマーケットに適応する事業体制を整え、「ITサービスカンパニー」を目指します。
「プロダクトサービス」は、中期的な収益基盤として、顧客ニーズへの対応力強化と事業効率を追求します。
「クラウドサービス」は、IT課題から事業課題、社会課題解決へと対象市場を拡大し、将来の収益基盤としての成長を目指します。
「プロフェッショナルサービス」は、コンサルティングからサービスの導入支援、システムインテグレーション、アウトソーシングまでのワンストップ提供体制を確立し、ビジネスの拡大を目指します。