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【業務課題解決ソリューション 解決編】 it’s YOUR turn! ~今、IT 部門に求められていることとは?~

課題編

課題編では、IT部門としての機能だけでは経営層や事業部門の期待には応えられなくなっているという現状と、経営層、事業部門とIT部門のギャップ、ITに対する期待の変化を整理させていただきました。

今回の解決編では、デジタルビジネスやDXといったビジネスの変革に対して、IT部門がどのように企業のITを牽引していけばよいのかを考察します。

ビジネスを取り巻くIT 環境の変化

ビジネス環境では、デジタルトランスフォーメーション(以下、DX)がもてはやされ、デジタルビジネスと呼ばれるITを活用して収益の機会を創出するビジネスモデルが生まれています。デジタルビジネスとは、ITやデジタルそのものでビジネスを行う既存のビジネスをデジタルで加速させるものです。

運用レス、価値分析による戦略策定

DXやデジタルビジネスに対応するためには、IT部門を変革し、リソース/コストとケイパビリティを戦略領域にシフトさせていかなければなりません。ユニリタグループでは2012年から「運用レス」をコンセプトとして、ITサービスによるビジネス貢献を提唱してきました。合わせて価値分析という、IT部門が保有する業務の価値を「保有すべきもの」、「競争力の源泉となる独自業務」の2軸に分けて分析する方法を用いてIT部門における業務の優先度の見直しをご提案してきました。結果として、保有価値が低く、汎用的な業務については、アウトソーシングを検討することができます。

実際にアウトソーシングする場合、新たにベンダマネジメント・スキルが必要になってきます。アウトソーシングには、ブラックボックス化のリスクがあり、ベンダによるロックインを誘発する可能性があるからです。

本来のアウトソーシングの目的を達成し、ビジネスを拡大するためにもベンダマネジメントは欠かせません。また、将来像に向けた戦略的視点の強化も必要になります。DXやデジタルビジネスの世界では、社内にノウハウや経験値の蓄積が少ない場合がほとんどです。自社による対応ももちろん必要ですが、戦略的に外部リソースを活用することによって、ノウハウの早期獲得とリードタイムの短縮を行うことができます。

ビジネスとのコミュニケーション

ビジネスとのコミュニケーション

経営層、事業部とIT部門のコミュニケーションギャップを解消するためには共通言語が必要不可欠、なぜならIT部門が、経営層や事業部とコミュニケーションをとる場合、IT用語での説明が多いため、理解できないといった課題をよく耳にするからです。

この課題を解決するには、まず経営層や事業部とサービスカタログを策定します(図1参照)。コミュニケーションギャップの解消を図るための共通言語となるサービスカタログは、あくまで経営層や事業部が理解可能な用語で記載し、理解可能なサービスレベルによって、その価値を表現するようにします。サービスの目的や内容、効果予測およびサービスレベル、ROIなどの情報を記載し、経営層とのコミュニケーションに利用します。

サービスカタログとサービスレベルは、IT要件ではなく、あくまでもこのサービスレベルが遵守されることによって、ビジネス貢献が可能であることが大前提です。IT要件(たとえばリソースの問題でサービスに制約が出る)といった場合は、実際のビジネスにおよぼす影響範囲も把握し、必要に応じた投資が必要になります。

サービスカタログを策定し、サービスレベルを適切に維持することによって、ビジネスとITサービスのポートフォリオを最適化することができます。

DX、デジタルビジネスによる事業拡大に向けて

IT 部門は、DXによる企業のデジタル化による業務効率化の推進と、将来のビジネス拡大に向けたデジタルビジネスへの取り組みという今までにないアプローチが求められています。デジタルビジネスにおいては、企業が保有するドメインエクスパティーズ(事業専門性)をデジタル技術の活用によって実現することを意味し、IT 部門による事業理解や市場分析といったビジネス視点が必要になります。

DXやデジタルビジネスにおいては、ITのサービス化が必要不可欠です。先に説明したサービスカタログを踏まえ、全体最適の視点で管理していく必要があります。そのために、デジタルの視点から管理機能を統一するPMO、VMOを含んだコンセプトである「D-SMO」(図2参照)を提案します。

運用レスによるリソースシフト、アウトソーシングを成功させるためのベンダマネジメント、サービスカタログによるコミュニケーション強化・要件の把握。そして、「D-SMO」による、デジタルビジネスの推進などIT 部門の変革は待ったなしの状態です。デジタルビジネスやDXを検討されている方、または既に推進されている方は、ぜひユニリタグループにご相談ください。

DX、デジタルビジネスによる事業拡大

担当者紹介

藤原 達哉

株式会社ビーエスピーソリューションズ 
代表取締役社長
藤原 達哉

製品・サービス

ITサービスマネジメントの専門企業 | ビーエスピーソリューションズ

ITサービスマネジメントの専門企業 | ビーエスピーソリューションズ

ユニリタグループのビーエスピーソリューションズは、ITサービスマネジメントの分野におけるコンサルティングや教育・トレーニングサービスを提供する、専門企業です

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