現場の経営情報可視化ソリューション
現場の経営情報可視化ソリューション
~分断・断絶された経営情報をクラウドサービスで統合し可視化~
経営情報の可視化や見える化は企業活動において適切な判断を下したり、行動の意志決定をするために必要とされ、これまでも多くの企業がDWHやBIといったITを活用し「自社にとってより理想に近い経営情報可視化・見える化」の実現を目指してきました。
しかし現在のように企業を取り巻く環境が大きく変化する中で、以下のような要因により必要とされる情報ソースは多様化と複雑化の一途をたどり、情報の分断・断絶が発生しています。
情報の変化(外的要因)
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企業のグローバル化やM&A
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経営・戦略スピードの変化の速さ
システム連携の必要性(内的要因)
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ERP導入による基幹系システムの刷新
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独立した仕組みのCRM
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ABC(Activity-Based Costing:活動基準原価計算)
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クラウドサービスの利用増(SFA、業務システムなど)
このような問題により、経営が求める「経営情報の可視化・見える化」の要求に対し、現場部門は対応できておらず、情報提供までに時間がかかり、結果として提供する情報の鮮度と精度が落ちてしまうという課題があります。
本稿では、このような課題に対し、分断・断絶された情報の統合を自動化し、そのデータをもとに分析や帳票作成などを行うレポーティング機能を持つクラウドサービスを提供することで、多様化する情報と経営の要求に対し、迅速かつ正確に対応することができる、現場の「経営情報可視化ソリューション」を紹介します。

分断・断絶された情報を統合するメリット
- 情報が横串で見えることによる最も有効な施策への気づき
- KGIとKPIが連携した先行管理にシフトできる
- 長期、中期、短期の取り組みに一貫性が生まれる
- 想定外の情報も取り込み、活用できる
- 経営や環境の変化に迅速に追従できる
- 意思決定スピードが向上する
現場の経営情報可視化におけるケーススタディ

過去に構築した 【経営情報可視化システム】の問題
- 意思決定のための判断材料が少ない(可視化度低)
- グループ会社の増減にスピーディに対応できない(柔軟性低)
- 国内外の取引先情報はそれぞれのシステムで管理されているため、活用されていない
- SFAの情報が経営情報可視化に活かされていない
- 経営や環境の変化に柔軟に対応できないPC以外での情報端末で活用できない(利便性低)
適用後の効果
- 情報の分断・断絶がなくなり、意思決定の精度向上と時間短縮を実現できた
- 経営情報可視化のための情報ソースの増減に対して「データ統合HUB」により、柔軟に対応できるようになった
- 経営方針・環境の変化に伴う可視化要求をオンデマンドにユニリタが対応するため、「改修対応の技術者を置く必要がない」上、短期間で要望を実現できた
- クラウドでの提供であり、運用・監視のコストも大幅に削減できた
- クラウド化により、PCだけでなく、モバイルに対応することで、場所・時間に縛られずどこからでも利用可能で、海外出張の多いボードメンバーにも好評
ユニリタだからできるクラウドサービスでの 現場の「経営情報可視化ソリューション」
- 利用するソフトウェアはすべて自社製品であり、月額料金での利用が可能です。
- システム構築だけでなくクラウドを利用するためのネットワーク環境の運用まで経営情報可視化システム構築に必要なサービスを提供します。
- 提供するサービスは、お客様の要求レベルにあわせて選択可能なので、オーダーメイドのような経営情報可視化システムを構築できます。
サービスレベル | ユニリタの経営情報可視化ソリューション |
1 | 現行経営情報可視化システムのクラウドサービス化 |
2 | 自動監視および通知 バックアップサービス |
3 | 有人監視 情報ソース増減/可視化条件オンデマンド対応 |
4 | 24時間365日 完全業務アウトソーシング |
まとめ
ユニリタは、ITの現場の声に耳を傾け、お客様の要望を実現するソリューションの提供を心掛けています。今回紹介した現場の「経営情報可視化ソリューション」はもとより、この他にもお客様が抱えている課題、要望など、なにかお困りのことがございましたら、ユニリタの担当者までお気軽にご相談ください。
お客様と一緒にソリューション(解決策)を検討させていただければと考えています。
担当者紹介

取締役 常務執行役員
ソリューション事業本部長
秋山 泰