2026年3月期第1四半期 決算レポート
株主の皆さまには、平素よりご支援を賜り誠にありがとうございます。
2026年3月期第1四半期 決算レポートをお届けいたします。
当社グループは、今年度策定したパーパス「利他で紡ぐ経済をつくる」を掲げ、
企業や社会への価値貢献を通じて自社の企業価値向上も図っていきます。
このような「自利利他」が共存する関係こそ、私たちが目指す理想の姿です。
私たちは、ITという見えない糸で価値を紡ぎ、利他の連鎖を広げることで、
株主様をはじめとする全てのステークホルダーに恩恵をもたらす「三方ともに良し」の経済へとつなげてまいります。
今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。


第1四半期業績ハイライト
売上高
29.39億円
(前年同期比 3.5% 増)
営業利益
2.29億円
(前年同期比 57.6% 増)
経常利益
3.62億円
(前年同期比 26.9% 増)
親会社株主に帰属する四半期純利益
2.19億円
(前年同期比 25.0% 増)
第1四半期業績ポイント
-
・プロダクトサービス
既存顧客のIT基盤増強需要等を受けてメインフレーム向けのライセンス販売が伸長しました。
当事業の注力商品である「まるっと帳票クラウドサービス」については、業績への寄与は限定的ではありますが、多様化する顧客ニーズを捉えるためにパートナー協業を強化し、売上が伸長しました。・クラウドサービス
主にIT部門向けクラウドサービスが伸長しました。
当事業に属する主な製品・サービスの経過ですが、「LMIS」については、企業のシステム運用アウトソーシング需要の増加を受けたITサービス事業者からの受注増等により売上が伸長しました。一方、「Waha! Transformer」については、生成AI連携サービスを前期末にリリースしたものの受注の出足は鈍く、売上は微増にとどまりました。また、「DigitalWorkforce」については、仕入原価の低減により収益性は改善しましたが、売上は微増にとどまりました。・プロフェッショナルサービス
売上は微減ながら、コンサルティングが引き続き好調であったことに加え、Salesforceプラットフォームでの開発受託等の高付加価値案件への転換により収益性が向上し、営業利益は、180.1%増(前年同期比)と伸長しました。
ユニリタ、グループパーパスとして「利他で紡ぐ経済をつくる」を策定 新しい経済モデルの実現を目指す

当社グループは、社名の由来でもある「利他」の精神のもと、お客様の課題解決に取り組んできました。そこで生まれた価値を、さらに別のお客様や社会全体へとつなげたいと考えています。これからの時代、利他の連鎖によって、すべてのステークホルダーが恩恵を受ける新たな「三方ともに良し」の経済の実現を目指します。
このパーパスを胸に、当社グループの社員一人ひとりが、お客様や社会の声に耳を傾けながら、想いと価値を紡ぐ取り組みを推進していきます。
「生成AI連携オプション」のセキュア構成に関する特許を取得 生成AIの「正答」と「情報漏洩防止」を両立、より高度な活用を実現

純国産ノーコードETLツール「Waha! Transformer(ワハ・トランスフォーマー)」のオプション機能
「生成AI連携オプション」におけるセキュア構成技術について、特許を取得しました。
(特許番号:第7662875号)
本特許技術は、生成AI側へ機密情報の保存をすることなく、社内のセキュリティが担保されたローカル環境とプライベートクラウド環境内で安全なデータ連携と生成AI活用を可能にします。
全国有数の温泉地である草津町、住民と観光客の移動の利便性を大きく向上させるべく「バスロケ」を新規導入

年間の観光入込客数が400万人を超える全国でも有数の温泉観光地である群馬県吾妻郡草津町の草津温泉町内巡回バスに、グループ子会社の(株)ユニ・トランドが提供する「バスロケーションサービス」が、導入されました。
ユニ・トランドでは、デジタル技術を活用し、「バスの位置情報」や「路線や系統ごとの運行情報」などの「見える化」を通じ、地域住民や観光客の皆さまの利便性と利用率向上に役立つ取り組みを進めています。