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  3. 【特集】withコロナ、 ニューノーマル時代の 「働き方改革」 ~ユニリタの取り組み~

withコロナ、
ニューノーマル時代の「働き方改革」
~ユニリタの取り組み~

新型コロナウイルス感染症(以下:コロナ)の影響により、社会やビジネスは大きく変わろうとしています。緊急事態宣言以降、企業はさまざまな対応を通じて、事業を継続してきました。特に労務面とITインフラ面を急速に整備し、リモートワークに対応していきました。

近年、話題になっていましたがなかなか推進しなかった「働き方改革」が、今回のコロナの影響により大きく前進したことは、ある意味コロナによる数少ないポジティブな効果なのかもしれません。

2020年10月現在、コロナ収束の見通しは立っていません。世界保健機関(WHO)はコロナ収束までに2年程度の期間を要する見込みとの談話を発表しています。もしかすると、人類とコロナはなんらかの形で永遠に共存していく必要があるのかもしれません。

そこで最近よく耳にするのが、コロナによって変わってしまった新たな日常を表す「ニューノーマル」と、そのニューノーマルを受け入れ、社会生活やビジネスの面でもコロナとの共存を目指して、新しい環境に適した生活様式、労働環境を築き上げ、ビジネスを発展させていくという「withコロナ」という考え方です。

今回、withコロナ、ニューノーマル時代に求められる働き方とそれを支えるITとはどういうものなのかを説明するとともに、ユニリタが実際に行っているさまざま取り組みについてご紹介します。少しでも皆様のご参考になれば幸いです。

働き方改革の推進と求められるIT

コロナによってもたらされたリモートワーク導入をはじめとする「働き方改革」の推進は、従業員、特に経営層に対して会社で働く意識を変えるものでした。コロナ禍以前のリモートワークの取り組みは、「会社でする仕事を、一時的に家でおこなう」ことでした。ニューノーマルでは「通常は家で仕事をして、必要な時だけ会社に行く」という認識に変わってきています。この考え方を発展させると、現在のオフィスのスペースは必要なのか、通勤交通費の削減、リモートワークに対する経費や手当、BYOD導入やハードウェアの貸与などさまざまな改善点が見えてきます。従業員にとっても、都市部に住む必要があるのかという居住地、家族との時間、出産や育児、介護などさまざまな問題の解決につながる可能性を秘めています。

今後、コロナが完全に収束したとしても、以前の日常に戻ることはないでしょう。このニューノーマルを前提とした労働環境がより最適化され進化していくと思われます。そういう意味ではwithコロナ、ニューノーマルへの対応というものは、「働き方改革」の推進そのもので、多様化した働き方を実践していくことなのかもしれません。

そして「働き方改革」をさらに推進し、働き方の多様化を進めていくためにはITの活用が必要不可欠となっています。デジタル・ITの力を使い、場所にとらわれずに個人が業務を遂行するだけでなく、企業としてビジネスそのものを推進していくことが必要です。

「働き方改革」のステージとユニリタの取り組み

ユニリタでは、コロナ禍の前から「働き方改革」推進のために、さまざまな対応を行ってきました。その事前の準備がコロナ禍対策では功を奏し、比較的混乱なくリモートワーク環境を構築できました。これらの対応の詳細は、ユニリタのコロナ奮闘記というコラムで紹介していますので、興味のある方はご一読ください。

情報システム部のコロナ奮闘記
営業本部のコロナ奮闘記

これらの経験を通じ、ユニリタではこれからのwithコロナを想定して「働き方改革」を進行度にわけた4つのステージとして定義しました。そしてそれぞれのステージでユニリタが行っている取り組みを紹介します。

ステージ1 ロケーションフリー

リモートワークを実践するための環境を整備する必要があります。 ユニリタではネットワーク整備やオフィスのフリーアドレス化などを行い、BYOD補助などITインフラと労務の両面で環境を整備しました。

ステージ2 情報共有

リモートワークが始まると情報の共有が重要になります。ユニリタでは、用途に合わせ、複数のコミュニケーションツールやネット会議シス テムを導入し、セキュアな情報共有を実現しています。また、従業員のメンタルケアや従業員同士のコミュニケーション促進のために、リモート飲みやネットで参加できる社内イベントなどを行っています。

ステージ3 生産性の向上

情報共有が実現され通常業務に支障がなくなると、次は生産性の向上が課題となります。リモートワーク環境でも業務効率化をはかる必要があります。
ユニリタでは、ツールを利用した業務プロセスの可視化と全社プロジェクトなどによる業務の見直しを行っています。また社内でアイデアコンテストによる業務効率化のアイデアを募集し、製品化を進めています。さらに営業本部では全部員が参加する複数のプロジェクトを発足させ、本部内の課題解決や組織運営に活かしています。

ステージ4 DX

働き方改革の最終ステージはDXの実践です。これまでの働き方を見直し、デジタル・IT技術を活用することによって、企業価値を高めていくことがDXの本質であると考えています。ユニリタでは、業務のデジタル化を通じ、グループ各社のバックオフィスを共通化することで経営判断に必要なデータの最適化を図ったり、サブスクリプションモデルへの挑戦といった、新たな企業価値の創造に取り組んでいます。

4つのステージの詳細は、PDFのP2-3にある表をご覧ください。

ユニリタでは、「働き方改革」のノウハウや提供可能なサービスについて説明している動画を公開しています 。
ステージごとに関連する動画をまとめましたので、ぜひご覧ください。

働き方改革に関連する動画

ステージ1



ステージ2



ステージ3

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