2025年3月期第1四半期 決算レポート
株主の皆さまには、平素よりご支援を賜り誠にありがとうございます。
2025年3月期第1四半期 決算レポートをお届けいたします。
今年度スタートした3ヶ年中期経営計画では「Re.Connect 2026」をテーマに掲げています。このテーマには、お客様、株主様をはじめとする全てのステークホルダーとの「Connect=つながり」を見直し、ITサービスカンパニーへの変革を加速させていこうという想いを込めています。時代、社会環境、技術革新、消費者意識などの複合作用の変化の中にビジネスチャンスが生まれます。
私たちは、この変化を事業変革の追い風とし、 “共感をカタチにし、ユニークを創造するユニリタグループへ”向け、歩みを進めてまいります。
今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
第1四半期業績ハイライト
売上高
28.4億円
(前年同期比 2.5% 減)
営業利益
1.45億円
(前年同期比 35.2% 減)
経常利益
2.85億円
(前年同期比 11.6% 減)
親会社株主に帰属する四半期純利益
1.75億円
(前年同期比 15.5% 減)
第1四半期業績ポイント
-
売上面
・プロダクトサービスでは、自動化事業におけるDX推進に伴う基幹システムの再構築ニーズを捉えた大型案件の受注やメインフレーム事業における
マイグレーションニーズに対して当社の優位性を活かした提案活動が奏功。・クラウドサービスでは、IT活用クラウド事業においてサービスマネジメント基盤構築ニーズを受けて「LMIS(エルミス)」が、
事業推進クラウド事業においては、人材派遣業界向け人事管理クラウドサービスが堅調に推移。・プロフェッショナルサービスでは、コンサルティング事業において顧客のDX推進を背景にしたニーズを受け受注活動が順調に推移。
システムインテグレーション事業においては大型案件が一巡した反動を受けたものの、DX推進ニーズの高まりを受けたパートナー企業からの
案件増加を受け回復基調。
アウトソーシング事業は、当社グループの各種サービスに運用サービスを加えた提案やマイグレーションなどが好調に推移。 -
利益面
・プロダクトサービスでは、自動化事業における大型案件の受注やメインフレーム事業におけるマイグレーションニーズを捉えた増収により増益。
・クラウドサービスでは、市場ニーズは強く引き合いは増加傾向にあるものの、案件からの早期受注プロセスに課題を残したことによる売上鈍化が
損益面に影響。・プロフェッショナルサービスでは、前期にあった収益性の高い大型案件の完了に伴い減益。
TOPPANホールディングス㈱の100年以上続く仕組みを劇的に変革
当社が提供するETLツール「Waha! Transformer(ワッハー・トランスフォーマー)」と情報活用ツール「Report & Form Warehouse(レポート・アンド・フォームウェアハウス)」が、TOPPANホールディングス株式会社様の100年以上続く原価計算の手法変革に貢献。「利益管理・原価管理の見える化」や「全社のデータ連携共通基盤」構築を支援し、業務の省力化やペーパーレス化も実現しました。
サービスマネジメントプラットフォーム「LMIS」が生成AI「ChatGPT」との連携機能をリリース
当社が提供する「LMIS(エルミス)」に蓄積されたインシデント管理情報をもとに、「ChatGPT」がインシデント情報を検索し、類似のインシデント情報を候補として表示および、類似度をスコア表示することで、利用者の迅速なインシデントの解決を支援します。また、過去のインシデント管理情報からFAQの「質問」と「回答」候補の選出を支援し、作成工数を大幅に削減すると共に、公開されるFAQの質を向上させることができます。
㈱ユニ・トランド、日野自動車㈱と協業し、ごみ収集事業者向けソリューションサービスを開発
ごみ収集業務が抱える人手不足による収集漏れや作業負担に関する課題の解決に向け、当社グループの株式会社ユニ・トランドと日野自動車株式会社様で、ごみ収集作業車両の動態管理サービスを開発しました。本サービスは、予め設定されたルートと実際の走行ルートの対比や未収集のエリアの可視化を実現するとともに、日々の業務データ分析に基づく、作業員の配置や収集ルートの見直しをサポートし、業務の効率化に貢献するものです。