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ユニリタ法務部門のコロナ奮闘記

Vol.3 リモートワーク、離陸開始?

新型コロナウイルス感染症に関するユニリタの取り組みのご紹介

こんにちは、ユニリタ法務部の滝口です。

前回、異物混入モデルナワクチン接種により文字通りの痛い目にあいましたが、さすがにまた異物混入はないだろうと意を決し、2回目のモデルナワクチン接種に行ってきました。2回目は副反応が強いと聞いていましたが、ご多分に漏れず見事に38度の熱が出て関節痛もあり、しっかりと体内の免疫反応が活躍してくれたようです。若い人は副反応が強いとも聞いていたので、思いがけない所で若さの確認ができたと妙に自己満足した次第です。

えっ!マスクがない!?

前回のVol. 2でもお伝えしたように、臨時の危機管理委員会が開催され、一通りの感染対策を社内にアナウンスして、マスク生活に入ったのですが、予期せぬ自体が発生しました。そうです、皆様ご存じのように「マスク不足」が大きな社会現象となったのです。

幸いリモートワークのため、それほどマスクを使う機会はなかったとは言え、感染予防対策の防具とも言えるマスクをしないで外出して非難を浴びる訳にもいかず、これには本当に困りました。マスクは、ドラッグストアなどの店頭にあって当たり前、という認識だったため、マスクは無くなったら買えばいいと安易に考えていました。この認識の甘さをどれほど悔やんだことでしょう。コンビニや薬局を回ってマスク探しの旅をするも、かんばしい成果もなく、悪質業者によるネットでの高額転売に憤りを覚えつつ、残り少ない自宅のマスクを眺めては、マスクゼロの悪夢に怯える日々でした。最悪、マスクを使い回そうかと涙目になっていたその時でした。

 





mask

マスクの救世主あらわる

「会社でマスクを調達して社員に配布しよう!」

突如、役員の発案により、会社でマスクを調達して社員に配布することが決まりました。そうです、マスク不足に困っていたのは、私だけではなく大勢の社員も同様だったのです。当社のグループ会社であるBSP上海から中国経由でマスクを調達し、また、取引先の医療機関からもマスクの調達ができたため、結果的に社員1人あたり10枚ものマスクを配布することができました(パチパチ)。これは非常に有り難いものでした。

そうこうしているうちに、不織布マスクだけではなく、布製マスクやウレタンマスクも出回りはじめて、なんとかとマスク生活も軌道に乗り始め、いつしかマスク不足は終息に向かっていきました。

さて、マスクの話しが長くなりましたので、そろそろ本題のリモートワークについてお話します。

ナイスタイミングのリモートワークインフラ

コロナ禍以前より進めていたリモートワークトライアルに伴い、社内ネットワークへの通信トラフィックの増加は早い段階で懸念されていました。また、リモートワークに伴うセキュリティー強化のため、セキュリティーソフトの入れ替えも検討していました。このように、前年度から着々とリモートワークトライアルと平行してインフラの準備を進めていたため、リモートワークが本格稼働する2020年4月の前後でいずれも対応することができました。

リモート会議ツールはどれ?

一方で、社内会議がリモート会議中心となることを見越して、リモートワークトライアルの段階からリモート会議については検討していたものの、こちらは若干後手に回りました。と言うのも、当社では「Google Workspace」(旧「G Suite」)を使用していたため、当然に会議ツールは「Google Meetでしょ!」と思っていたのですが、他社ではZoom、Microsoft Teamsを使う所も多く、標準の会議ツールを明確にしていなかったことと相まって、複数の会議ツールが乱立する事態になってしまいました。ちょうど、Zoomのセキュリティー問題が大きなニュースとなり、一旦、社内ではZoomを使用禁止にせざるを得なくなったこともあり、ここでようやく標準の会議ツールは「Google Meet」と明示して宣言!





Web会議ツール

リモート会議は簡単?

これにてリモート会議ツールの混乱は一件落着したのですが、リモート会議の運用に関しても最初はごたつきがありました。リモートワークトライアルは2019年度から行っていたものの、大人数での会議をあまりリモートでやってこなかったため、「Google Meet」の操作方法に戸惑う方(今でもたまに画面共有で戸惑う方も)、Webカメラやマイクの準備ができていない方(カメラがオンにならない、マイクが聞こえない)なども散見されました。かく言う私も、慌ててAmazonの口コミを隅々まで読みながら、きちんとしたWebカメラとイヤホン付きマイクを新調したものでした。

みんな悩むよ、コミュニケーション

また、リモートワークにおいて避けては通れない大きな問題として、コミュニケーションの希薄化がありました。これは、リモートワークを実施している会社の多くが直面している悩みではないでしょうか。当社の社内アンケート(2020年5月実施)の結果を見ても、コミュニケーションに関してのネガティブ意見が一番多く、何らかの対策が必要なことは明らかでした。チャットの活用、1on1ミーティングの実施、リモート飲み会の推奨(補助金付き!)、リモート社内フェスティバルの開催など、いくつかの対策は行いましたが、リモート環境に伴う孤独感や不安を感じる社員もいて、なかなか抜本的な対策は難しい状況でした。コミュニケーション改善策に関しては、この後もいろいろと施策は行っているので、今後の投稿で、お話しします。

まだまだ続くよ、リモートワーク

リモートワークが本格稼働してまだ序盤でしたが、早々に思いがけない観点で検討が必要な事柄が生じました。私はあまり気にしていませんでしたが、言われてみれば確かに必要な論点でした。早々に実施している会社もあるので、早速、他社事例を収集開始。どのくらいが落とし所なのかなー、と探りを入れる作業に着手するも、さてどうしたものか………。

なにが起こったのかは、次回の投稿でお話しします。

まだまだ、リモートワークに関して、考えるべきこと、対応すべきことは尽きません。次回は、引き続き、噴出するリモートワークにまつわる問題について、どのように対処していったのかを、お伝えする予定です。

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プロフィール

グループ業務本部 副本部長
法務部 部長

滝口 賢勝

法務業務に長年邁進してきましたが、今年4月にグループ業務本部の副本部長を拝命してからは、人事、総務、経理など、幅広く管理部門業務に携わる機会が増えました。見える景色もまた違ってきて、新鮮な発見があるのは、いくつになっても良いものですね。

ニューノーマル時代に向けて、法務はどうあるべきか、管理部門はどうあるべきか、そんなことを考えながらも、「仕事は楽しく、丁寧に、迅速に」をモットーに、これからも理想的な組織、理想的な仕事のあり方を追い求めていけたらいいなと考えています。

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