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Case

導入事例

ERPと周辺システムをつなぐ全事業部・グループ会社の業務データ交換をEAI化|株式会社ダイフク様

ERPと周辺システムをつなぐ全事業部・グループ会社の業務データ交換をEAI化|株式会社ダイフク様

110種類以上の連携、2分単位のジョブで全社のデータをつなぐ

ダイフクは、食品や医薬品をはじめエレクトロニクス製品、自動車など、あらゆる商品の製造分野での物流や、それらを消費者に届ける流通・配送分野での効率化を担うさまざまなマテリアルハンドリング(マテハン)システムを提供しています。

自動車工場の生産ライン搬送システムから、物流業界の自動倉庫、仕分け・ピッキングシステム、空港での手荷物搬送システムなど、モノを動かすマテハンシステムで産業界の発展に貢献しています。

創業70年を超えて世界20カ国・地域に展開し、マテハンの分野で世界トップクラスの地位を築いています。

2007年にキックオフした新基幹システム構築プロジェクトは、グローバル対応、経営数値の見える化、脱メインフレームを目標とし、2010年4月にビッグバン型でカットオーバしました。

新システムはERPを中心にしたシステムで、メインフレームで処理していたほぼ全ての業務を継承し、各事業部の生産管理システムとデータ連携して業務運用しています。

導入製品・サービス

Waha! Transformer

導入メリット

  • アドオンプログラムの削減
  • 全145本のバッチ処理(I/F 97:EUC48)
  • 66人月を1/2へ

概要

導入前

  • ERPの導入が決定し、ホスト等大量データの移行が必要だった
  • 2003年からWaha! Transformerを使っていた

課題

  • ERPと周辺システムの様々なデータ連携
  • 連携本数・データボリュームともに大量のジョブが必要になった

なぜユニリタ

  • すぐに使える操作性
  • 日本製でかつ、豊富な導入実績

ソリューション

  • BeaconIT Data Integration Suite
  • ERP Adapter

導入メリット

  • アドオンプログラムの削減
  • 全145本のバッチ処理(I/F 97:EUC48)
  • 66人月を1/2へ

キーワード

  • 迅速なサポート対応
  • モジュールの使い分けで最適環境

導入前

Waha! TransfomerとERPの接続が必須

株式会社ダイフク

株式会社ダイフク
情報システム部
部長
田渕 雅志 様

「どこの会社でも古い物と新しい物をつなぐ必要は必ずありますよね」

2003年から導入していたWaha! Transformerはメインフレームのデータを抽出・クレンジングして情報系に渡すツールとして活用されていました。

他社製品と比較して、コストメリットと操作性が評価され、各種プログラミングを削減する効果を発揮していました。

ERP導入決定によって、既存データの大量移行処理はもちろん、各事業部やグループ会社の仕組み、社内のデータウェアハウスやワークフローなど、連携すべき周辺のシステムが山積しました。

検討

安心サポートと使いやすさでBDISにアップグレード

株式会社ダイフク

株式会社ダイフク
情報システム部 業務システムグループ
主事
室賀 洋介 様

「社内で処理を作れたのは大きいですね。スタート後に仕様の変更は必ず発生しますから」

システム間のデータ連携は

  • 種類が多い  170ジョブ
  • 日中も頻繁にスケジュール連携
  • ほぼリアルタイムに近いものもある
  • データ量も多い 月次は数十万件

この時点で、ABAPも含めた手作りやプログラミングでは無理だと判断し、EAIの検討に入りました。ERPベンダはEAIに不安を示しましたが、【日本製品】【実績が評価できる】【費用対効果が高い】などの観点でEAI製品を比較しました。約1ヶ月の試使用の結果、操作性と上記の3点からBeaconIT Data Integration Suite(BDIS)の導入が決定しました。

既に活用していたWaha! TransformerをBDISにアップグレードし、SAP Adapterをオプションとして導入しました。

構築

データ連携・処理共にバッチとリアルタイムの見極めがポイント

既存のメインフレームからは、生産管理以外の全ての業務を網羅した約300本のデータを移行しました。またERPと周辺のデータ連携は、図にあるとおり、ほとんど全てのシステムとつなぐことになりました。

グループ会社や取引先を含めた様々な業務を117種類のジョブでつないでいます。データボリュームの月間平均は、2.7GBになります。図①に参照

図① ダイフクシステム間のデータ連携図(ERP連携全体図)

ERP導入プロジェクトの途中から内部統制が重視され、システム環境も段々厳しくなりました。 ERP内に購買・販売など社内の承認処理を持たせるのは機能的にも難しくなり、ワークフローを別システムとして構築することになりました。様々なワークフロー処理は、結果的に費用や売上に結びつき、ERPとほぼリアルタイムに連携することになります。時期により処理の繁閑もありますが、平均して2分間に1回のデータ連携をBDISで処理しています。図②に参照

図② ダイフクシステム間のデータ連携図(WorkFlow連携)

BDISのモジュールとして、ほぼリアルタイムな業務はDataSpiderがデータを連携し、Waha! Transformerは前後の処理や大量バッチ処理を実行する、といったそれぞれの特性を活かした構築により快適なアプリケーション環境をサポートしています。これら機能別の最適配置の見極めと、ダイフクしての標準化には時間をかけました。当初から、ダイフクとしてのインターフェース設計のルール策定および共通部品の作成や、連携のための基準書をまとめたことで、開発の生産性も格段にアップしました。

またEnd User Computingとして公開用EUCデータベースを用意していますが、ERPからの情報を受け渡す際には、アドオン開発を最小限にして、BDISで加工・クレンジングをしています。ABAP・DataSpider・Waha! Transformerの最適な役割分担で、短期間でメンテナンスに負担のかからない仕組みを自社で構築することができました。

導入後

ERPデータの抽出・加工処理だけで、工数1/2

「そうとう使い込んだし、これが無ければプロジェクトは不可能だった」と田渕部長は振り返ります。

ERPを中心に様々なデータ連携のジョブを作成しましたが、もしERPのアドオン開発やデータ処理のプログラミングで対応していた場合、おそらく66人月の期間がかかり、全社導入のスケジュールに大きく影響していたでしょう。また将来のERPのバージョンアップにも、アドオン開発分の移行やテストで作業の増加が発生します。これらのリスクを吸収したことも、BDIS導入の効果は満足できるものでした。

事業環境や外部環境の変化はこれからも想定されるため、高い柔軟性が求められます。社内スタッフでジョブを作成したことで、今後の改善でもコストとスケジュールを明確にして、機動的に対応できることも大きな利点です。

経営管理強化のためのERP導入ですが、ビジネスのコアとなる物づくりの部分は自社構築の仕組みを使い続けます。全体最適化により、複数のプラットフォームや基盤で発生するデータは、BDISでコントロールされ、システム間をスムーズに流通しています。

全てのデータ連携はBDISに統合し、情報システム部ではほとんど全ての部員がこれを活用できる体制も整いました。ERP接続・バッチ連携・リアルタイム連携などの技術サポートや問合せも、ユニリタに一本化されたので迅速なサポート対応の効果も高く評価されました。

今後

BDISなら何でもつながる

ERPのデータをさらに経営に活用するため、これから検討するクラウドサービスなどの外部との接続にも活用できると考えています。また、社内に散在するExcelデータもレガシーの一部として、今後の統合を模索する必要があります。

2010年度中にはグループ会社でのERPの導入がスタートしますが、本社と同様にメインフレームからの移行処理や、本社とグループ会社間のERPをつなぐ処理にもBDISが活用されます。

「BDISなら何でもつながる」という印象は強く、ユニリタにはこれからも新しいアダプターのリリースや機能アップに期待しています。

株式会社ダイフク

  • 設 立:1937年5月20日
  • 従業員:従業員:7,349人(グループ計) 
  • 資本金:80億2,400万円 (2014年3月31日現在)
  • ホームページ : http://www.daifuku.co.jp/
株式会社ダイフク

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