機能
マスタ管理機能
A-LOGシステムのマスタには、ジョブログ・マスタとシスログ・マスタがあります。 ジョブログ・マスタには、ジョブログをA-LOGシステムで管理するための情報を登録します。ジョブログ・マスタは、A-LOGシステムが管理するジョブログおよびSYSOUTが各ジョブによって保存日数や検索条件が異なる場合に使用されます。
シスログ・マスタには、シスログをA-LOGシステムで管理するための情報を登録します。シスログ・マスタは、A-LOGシステムが管理するシスログが、格納単位によって保存日数や検索条件が異なる場合に使用されます。
ALOGJLOGユーティリティ/ALOGSLOGユーティリティは、ジョブログ/シスログをA-LOGデータベースに格納するときにジョブログ・マスタ/シスログ・マスタを参照し、ジョブ単位にジョブログ・インデックス/シスログ・インデックスを作成します。
したがってユーザは、ALOGJLOGユーティリティ/ALOGSLOGユーティリティ実行前にあらかじめジョブログ・マスタおよびシスログ・マスタを登録する必要があります。

ジョブログデータ格納機能
ジョブログ・データのA-LOGデータベースへの格納は、ALOGJLOGユーティリティを使用して行います。ALOGJLOGユーティリティは常駐プログラムとして動き、OSスプールの特定クラスに作成されたジョブログをA-LOGデータベースに格納します。A-LOGシステムは、A-LOGデータベースに格納されたジョブログ・データに対して、ジョブ単位にジョブログ・インデックスを作成し、管理します。
ジョブログインデックス
A-LOGに格納されたジョブログはジョブログ・インデックスで管理されます。ジョブログ・インデックスは、ALOGJLOGユーティリティがジョブログをA-LOGに格納するときに、あらかじめ登録しておいたジョブログ・マスタをもとにして作成されます。
ジョブログ・インデックスの情報には、ジョブ属性情報と、SYSOUT属性情報があり、A-LOG端末機能を使用して検索できます。

シスログデータ格納機能
シスログ・データのA-LOGデータベースへの格納は、ALOGSLOGユーティリティを使用して行います。ALOGSLOGユーティリティは常駐プログラムとして動き、一定の間隔でWRITELOGコマンドを発行し、OSスプールの特定クラスに作成されたシスログをA-LOGデータベースに格納します。A-LOGシステムは、A-LOGデータベースに格納されたシスログ・データに対して、シスログ・インデックスを作成し、管理します。
シスログインデックス A-LOGに格納されたシスログは、シスログ・インデックスで管理されます。シスログ・インデックスは、ALOGSLOGユーティリティがシスログをA-LOGに格納するときに、あらかじめ登録しておいたシスログ・マスタをもとにして作成されます。

ジョブログ・シスログプリント機能
A-LOGシステムに格納されたジョブログ・シスログをプリントするには以下の方法があります。
- 端末からのプリント
- ユーティリティの実行によるプリント
- 即時プリント(ジョブログのみ)
プリントする際には、運用日・ジョブ名・ログ格納時刻等でプリント対象を選択することができます。また、プルーフリストやセパレータを合わせて出力することも可能です。 即時プリント機能を利用することにより、特定のジョブログ(アベンドの際のジョブログなど)をA-LOGシステムに格納すると同時に、任意の出力媒体へ出力させる運用が可能となります。
保存管理機能
A-LOGでは、ジョブログ・インデックスおよびシスログ・インデックスの保存日数を参照して、ジョブログおよびシスログの保存管理を行っています。
保存管理機能は、ジョブログ/シスログのダンプ、リストア、削除を行うユーティリティで構成されます。
ダンプユーティリティを実行すると保存日の切れたログデータはMTにダンプされ、インデックス情報は格納場所が「BKS」から「DUMP MT」に変更されます。
削除されたログをA-LOGシステムにリストアする際には、端末画面からの指示で行うことも可能です。なおリストアは端末画面からのみではなく、ユーティリティで一括してリストアすることもできます。
ジョブログデータ検索・表示機能
TSO/TSS端末画面からA-LOGシステムに格納されたジョブログを検索し、ジョブログデータを表示することができます。
シスログデータ検索画面

シスログデータ表示画面

シスログデータ検索・表示機能
TSO/TSS端末画面からA-LOGシステムに格納されたシスログを検索し、シスログデータを表示することができます。
シスログデータ検索画面

シスログデータ表示画面

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