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Case

導入事例

分散した帳票システムを再統合しコストと管理工数の最適化をユニリタの帳票基盤で実現|三愛石油株式会社様

分散した帳票システムを再統合しコストと管理工数の最適化をユニリタの帳票基盤で実現|三愛石油株式会社様
三愛石油株式会社

1952年にスタンダード・ヴァキューム石油会社(現在のEMGマーケティング合同会社)の代理店として創業した三愛石油株式会社(以下、三愛石油)。羽田空港の航空燃料給油システムであるハイドラント(消火栓)システムを独自に開発し、航空業界の発展に貢献してきました。その後、石油、LPガス、化学品へと事業を拡大し、現在、4つの中核事業に加え、天然ガス、太陽光発電の普及事業も展開しています。

三愛石油の情報システム部では、30社あるグループ企業のほぼ全社をカバーする基幹システムを運用しています。今回、ダウンサイジング化の動きの中で分散化され複雑化したシステムを再統合し、基幹システムの帳票基盤の一元化を実現した同社を取材しました。

導入製品・サービス

導入メリット

  • ユニリタのライセンス交換サービスを利用することで保守コストをカット
  • ツールを統合したことで無駄なライセンス費用をカット
  • 重複した帳票が排除されたことで印刷コストをカット

統合⇒分散⇒再統合を経た帳票システム

三愛石油株式会社

三愛石油株式会社
情報システム部 次長
福井 隆義 氏

三愛石油の帳票システムは、プラットフォームやその上で稼働するアプリケーションの変遷により、大きく3期に分けて、移行・分散を経てきました。

第1期となる90年代前半は、販売、会計における帳票システムすべてをメインフレームで運用しており、当時から帳票を生成・仕分けし管理するアプリケーションとして、ユニリタのA-SPOOLが採用されていました。90年代後半には、印刷・発送にかかるコストを削減するため帳票の電子化を実施し、JFEシステムズ株式会社の電子帳票ツールFiBridgeを使って、A-SPOOLによって仕分けされたデータを保管・管理していました。

続く第2期は、ERPパッケージの採用を機に、メインフレームからオープン系サーバへシステムが分散していきました。会計系のシステムは、ERPパッケージ(SAP)へと移行され、それに合わせて帳票システムも新たに構築、移行されました。結果、販売系システムの帳票は、従来通りA-SPOOLを経由してFiBridgeへ、会計系システムの帳票はユニリタのDURL・FormHelperで生成後、帳票管理ツールBSP-RMによって仕分けされFiBridgeへ出力されるという全く別経路ができたのでした。

そして現在に至る、第3期(2012年4月~)には、メインフレームとオープン環境で、別々に運用されていた帳票システムが『再統合』されます。販売系システムで使用していたA-SPOOLを、会計系システムで使用していたオープン環境のBSP-RMへ統合し、BSP-RMを基盤システムとして、それぞれのプラットフォームの各種帳票が一元的に管理できるようになりました。A-SPOOLを撤廃し、帳票生成はDURL・FormHelperから、軽量データによる高速処理が可能なXRFに変更、また、XRFとの相性から電子帳票システムについても今までのFiBridgeから同じくJFEシステムズ社のFileVolanteへと変更されました(下図参照)。

分散による弊害を解消し、シンプルな運用へ

三愛石油株式会社

三愛石油株式会社
情報システム部 IT開発課
小林 信哉 氏

第3期に、帳票システムを再統合する必要があったのは、分散による管理工数やコストの増加という課題があったためと、IT開発課の小山氏は言います。

「メインフレームとオープン環境に帳票システムが分かれてしまったことで、帳票の生成や仕分けのみならず、エンドユーザが利用する電子帳票上のデータベースも分断され、同じ種類の帳票も複数箇所を確認しなければなりませんでした。印刷も同様で、例えば、同じ宛先の請求書が売掛金と立替金とで別々に出力されるために、発送の外部委託先から2通に分けて郵送されたり、2つの請求書を同封する手作業が発生するなど、ユーザは不便な運用を強いられていました」(小山氏)。

このような課題を解決するためには、帳票システムをひとつに統合して運用をシンプルにする必要がありました。運用側にとっても、マスタの二重管理がミスや属人化の要因になっており、システムの再統合は必然でした。

「『再統合』のプロジェクトの中で、他社製品の検討の余地はほとんどありませんでした」(福井氏)。

様々なインプットとアウトプットに対応し帳票の仕分け・管理が柔軟にできるA-SPOOLに代わる製品は検討されたものの、移行が困難なものが多数だったようです。ユニリタの製品をメインフレーム導入当初から長期にわたり使用されてきた中で、ユニリタの帳票管理の考え方と、同社の帳票運用の基本方針が非常に合致していたことと、ユニリタのライセンス交換サービスを利用し保守コストを下げられることから、BSP-RMをご採用いただきました。

「ユニリタのサポートサービスにはとても助かっています。今回の再統合では、メインフレーム環境での生成分を含む500近い帳票を全てBSP-RMに移行し稼働させるわけですから、そのパフォーマンスを非常に心配していました。しかし、作業担当の方はデータの取り出しから帳票生成、FileVolanteへの変換・出力までの一連のフローがスムーズに行なわれるよう、何度も検証を重ねてくださいました」(小林氏)。

現在も、パフォーマンスの問題はほとんどないということです。再統合当初は、メインフレームからBSP-RMに何万ラインもの「バッチ帳票」データを投入する際、ユーザの操作によりリアルタイムで電子帳票に出力される「オンライン帳票」とタイミングが合ってしまうと、ユーザ業務に影響が出てしまうという問題がありました。この問題の解決のため、ユニリタと対応方法を検討した結果、何万ラインもの「バッチ帳票」データについて、メインフレームからBSP-RMへのデータ転送時間を夜間に変更することで解消することができました。また同時に、帳票処理の流れを2系統作成することで、「バッチ帳票」の生成とユーザ起動の「オンライン帳票」の生成の経路を分け、FileVolante側でも帳票生成の優先度を変えることでユーザの業務に影響が出ないようにする工夫がされています。

目に見えるコスト、見えないコスト両方の削減に成功

三愛石油株式会社

三愛石油株式会社
情報システム部 IT開発課
小山 茂 氏

「帳票生成・管理の基盤を統合したいま、一番大きな効果は、課題であった、同じ宛先に複数帳票が出力・郵送されてしまう事象が解消されたことです。ユーザ側も、以前は電子帳票クライアントの画面で複数箇所を確認する必要がありましたが、1回の操作で必要な請求書を出すことができるようになりました。外部委託している封入封緘の作業についても同様で、1つの宛先に対し1つの封筒で発送できるようになり、チェックの手間や無駄なコストの削減にもつながりました」(小山氏)。

運用面での導入効果も高く、第2期の分散期にはA-SPOOLの管理とBSP-RMの管理を個別に行っていましたが、BSP-RMに統合されたことで二重管理が不要になりました。

また、BSP-RMはCSVへデータのエクスポートができるため、マスタのメンテナンスが容易になり、障害が起こった際にもどこで発生したのか見つけやすく、事象の切り分けが容易になった結果、管理の一元化も実現しています。

コスト面の効果としては、目に見えるコスト、見えないコストがそれぞれ大きく削減されました。目に見えるコストでは、ツールを統合したことによる無駄なライセンスカット、重複した帳票の排除による印刷コストのカットなどが挙げられます。

「目に見えないコストも多くあります。従来は、帳票作成ツールが複数あったため、それぞれに合わせたオーバレイ生成言語も3種類ありました。帳票作成ツールをXRFに統一したことで、開発側も生産性の向上につながりました」(福井氏)。

今後の課題として、ユーザが一番接するFileVolanteでは、操作性や機能の面で様々な要望が上がっており、それらをひとつずつ吸い上げながら、ベンダー側に改善を依頼し対応しているようです。運用側としても、属人化を防ぎ、誰もが運用しやすい手順の整備や処理の簡素化がこれからは必要だと言います。

最後に、ユニリタに対して期待することを伺いました。

「ユニリタのヘルプデスクは、いつもレスポンスが早くて助かっています。それを維持して頂けたら非常に助かります。また、A-SPOOLからBSP-RMへの移行に際しては、オーバレイの作り直しからデータの移行に至るまで、1ヶ月くらいの短い期間の中で移行作業を全面的に支援してくださいました。そういった手厚いご支援を今後とも継続して頂きたいと思います」(小林氏)。

三愛石油様 第3期帳票システム構成図

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