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導入事例

巨大なITインフラの断捨離により、 数億円規模の投資対効果を実現|ソフトバンク株式会社様

巨大なITインフラの断捨離により、 数億円規模の投資対効果を実現|ソフトバンク株式会社様

~1 日10 億レコードのデータを処理し、老朽化した機器を無事故で廃止~

移動通信サービスや固定通信サービス、インターネット接続サービスなどを提供するソフトバンク株式会社では、セキュリティ強化に向けた利用状況の可視化やデータセンター内にある管理対象外となっている老朽化した機器を断捨離するための調査分析に、ユニリタが提供するETLツール「Waha! Transformer」を活用しています。

導入製品・サービス

Waha! Transformer

導入メリット

  • ネットワークの利用状況を可視化し、セキュリティ監査への対応を実現
  • 作業負担を約5 分の1までに軽減し、数億円の投資対効果を

セキュリティ監査の対応が急務に

「情報革命で人々を幸せに」を経営理念に据え、ソフトバンクグループの中心的役割を担う企業として、移動通信サービスや固定通信サービス、インターネット接続サービスの提供や携帯端末の販売などを手掛けているソフトバンク株式会社。グループ各社との事業シナジーを追求しながら、長年培ってきた通信ネットワークのノウハウを基盤に、AI・IoT・ロボットなどの最先端技術を融合。通信事業のビジネスモデルを超え、幅広い産業分野において革新的なサービスを提供し、さらなる成長を目指しています。
同社では、ERP など基幹システムをはじめ、日々活用する各種業務システムや携帯ショップなどの業務に使われる店舗システムなどを中心に、およそ1 万台の物理サーバーが社内のIT 基盤として活用されています。ネットワークに至っては3 万台を超えるネットワーク機器が稼働する大規模なインフラを運用しています。業務システムを中心としたエンタープライズ領域はPCI-DSS 等を含む個人情報の取り扱いに高いセキュリティ要件を求められています。
「最先端の技術を使いながら、同時に高いセキュリティ要件を実装する事が求められており、それゆえにセキュリティルールが複雑になっている」とインフラ作りの考え方について語るのは、IT 本部IT インフラ統括部IT 基盤技術研究室R&D課 課長 初代 TechnicalMeister 小島 一憲 氏です。
この大規模なインフラを運用管理する過程で新たに取り組んだのが、ネットワークの利用状況を可視化することで行うセキュリティ監査への対応でした。「個人情報を扱うサーバーに対するアクセス状況を可視化し、個人情報が適切に取り扱われているかログから調査分析を行います。その際にサーバーのログはもちろん、主にファイアウォールのログなどを利用することになりますが、実はファイアウォールのデータ処理だけでも1 日に10 億レコード処理に達してしまうほど。この膨大なログをもとに利用状況を可視化し、分析していくことが求められたのです」と小島氏は当時の状況を振り返ります。

1 日10 億件のデータ処理能力を誇るWaha! Transformer

IT本部 ITインフラ統括部
IT基盤技術研究室R&D課 課長
初代 TechnicalMeister
小島 一憲氏

当初は、シェルスクリプトを用いてクレンジング処理を行いながら調査を進めたものの、レコード数が膨大なのはもちろん、機種ごとにログフォーマットが異なり、さらにバージョンアップ等により変更されるフォーマットにも対応せざるを得ず、手作業では処理が追い付かない状況が続いていたのです。「手作業で内製化できる処理量ではないことが分かり、この膨大な情報を処理できるソリューションを探すことになりました。そこで当時注目されていたBI ツールの検討をすることにしたのです」と小島氏は語ります。「しかし、可視化の前提となるデータ抽出や加工、変換といった処理をしっかり行う必要があり、BI ツールだけではその要件が満たせないと判断。そんな折、展示会で出会ったETL こそが、私たちの課題を解決するソリューションだと気づかされました」。
そこでオープンソースも含めて複数製品を検討したところ、同社の要件にマッチしたのが、ユニリタが提供する「Waha! Transformer」でした。
「性能面や運用面なども踏まえて比較表も作成したうえで、1 日に10 億レコードを日々処理したいという要件を各社に投げたのです。多くのETL 製品が対応できないと回答するなかで、唯一対応可能な処理能力を持っていたのが『Waha! Transformer』でした。Waha! Transformer は物理サーバーのスペックに応じて最適な動作を行うためのチューニングが可能で、実際には弊社環境の場合圧縮されたログデータの解凍や処理遅延にかかる時間等を除くと1 日辺り15 億件以上のデータ処理を行う事が可能だと思います。」と小島氏は語ります。
また、エンジニアによって複雑な処理フローを構築せずとも、今後も継続して調査できる環境を整備したいと考えた小島氏。「たとえエンジニアでなくても引き継いでもらえるよう、属人化した業務から脱却可能な仕組みづくりを検討し、一緒に調査に携わっているメンバーに「Waha! Transformer」を触ってもらったところ、十分使いこなすことができました。操作が簡単で、非常に高い処理性能をもっていることがわれわれにとって一番必要なものだった」と小島氏は高く評価、結果として「Waha! Transformer」を採用することになったのです。

利用状況が把握できていない老朽化した機器の
断捨離にも効果を発揮

「Waha! Transformer」の導入により、当初の目的だった1 日10 億レコードの処理によるセキュリティ監査を実現し、さらにセキュリティ強化に向けたポリシー確認のためのログ分析をはじめ、各種サーバー利用の棚卸といった、さまざまな用途に活用しています。そのなかでも大きな効果を生んでいるのが、データセンターのライフサイクル問題への対応です。一般的なデータセンターには、数十年前に設置されたものの管理者不在で利用状況があいまいな老朽化した設備が残っており、撤去できずに放置されているケースも少なくありません。そこで、この老朽化した機器の利用状況調査から廃棄に至るライフサイクル管理に「Waha!Transformer」を活用しています。30 年以上前に作成されたラック図やフロア図、資産管理台帳の情報は、当然ながら欠落していたり、後から配置された機器の情報が追加されていなかったりします。これら全ての情報をかき集めてクレンジングしたうえで突合し、ラック図を「Waha!Transformer」にて自動生成。足りない情報は以前担当していた人の記憶を頼りに情報を補完しています。
最終的に整理されたデータをもとに現地の状況を確認していきながら、ログから古い機器へのアクセス履歴を拾い上げ、その管理者に対して使用状況の確認や廃棄可否の決断を促しています。定期的に使用停止を促すメールも「Waha! Transformer」にて自動化することで、結果として老朽化した機器を廃止することに成功しました。「データセンター内の設備の断捨離をするためには、結局ログを見るしかありません。ETLがないと片付けようというモチベーションにもつながらない。やる気にさせてくれたという意味で、とても大きな効果を生んでいます」と小島氏は評価します。「古い機器が壊れて障害が発生した時に、どう対処すべきか慌ててしまうケースはよく見られます。障害復旧までの時間も長くなり、機会損失も含めて数千万円規模の被害になってしまう恐れも。そんな事業リスクが軽減できたのは大きい」と小島氏は力説します。

「Waha! Transformer」を活用したことで、1 日10 億件のレコードを処理するという“これまでできなかったこと”ができるようになったのは大きな効果だと小島氏は高く評価します。また、機器のライフサイクル管理については、ログがないと撤去に向けた調査に取り掛かるモチベーションが生まれないという点でも、「Waha! Transformer」の価値は高いと語ります。また、過去の資産も含めたラック図が自動生成できるようになったことで、今後のメンテナンスも容易になると小島氏。「効率的に調査が進められただけでなく、機器の撤去も含めたライフサイクル管理にも活用され、作業負担は5 分の1 程度まで軽減ができ、コスト的に見ても数億円の投資対効果が試算されています」と評価します。

AI を活用してログに新たな価値を与える

今後、AI を活用してログ自体を新たな価値に代えることにも取り組む予定です。現状では通信上の例外処理が非常に多く発生しており、セキュリティ上リスクとなる可能性があり、それぞれの処理や使い方がポリシー的に問題ないかの判定を自動化する際にも活用できると考えています。全てif 文で記述できればいいのですが、例外処理が大量にあるため、AI が有効活用できると考えています。ログから機器の故障などの予兆検知もAIとログを組み合わせることで実現できる可能性があり、今後の活用に期待を寄せています。インプットとアウトプットの処理要件さえしっかり設定できれば、実はETL で何でも自動化できると考えています。また、ビッグデータに関連したインフラのデータレイクを構築する際に、収集したデータを加工、変換したうえで格納する処理の部分にも「Waha! Transformer」の活用を検討しています。
「われわれだけでなく、例えばIoT を手掛けている部署でもデータレイクを構築していますが、不要なデータを削除したり時系列で情報を加えたりといった処理が必ず出てきます。他部署も含めた啓蒙活動を通じて、さまざまな用途に『Waha! Transformer』を役立てていきたい」と小島氏に、今後について語っていただきました。

ソフトバンク株式会社

  • 事業内容:移動通信サービスの提供、携帯端末の販売、固定通信
    サービスの提供、インターネット接続サービスの提供
  • 設立:1986 年12 月9 日
  • 従業員数 :約17,100 人(2019 年3 月31 日現在)
  • ホームページ : https://www.softbank.jp/

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Waha! Transformer

業務・開発の工数削減を実現するETLツール Waha! Transformer

Waha! Transformerは、データ連携・統合時の工数削減を実現する国産No.1 ETLツールです。
導入実績は1,800ライセンス、企業のデータ活用を支えています。

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