機能
帳票格納機能
BSP-RMに帳票を格納する場合には、アプリケーションからの帳票出力方式、タイミング、連携方式、運用方式によって格納方式を選択することができます。
BSP-RMへ格納できる帳票形式
BSP-RMでは、以下のレコードフォーマットに対応しています。 テキスト形式→ASCII、シフトJIS、EUC-J、Unicode、EBCDIC(メインフレーム系:IBM、富士通、日立)であり、改行、改ページコードの存在する印刷可能形式(ページ認識レコードまたは、PCCが存在すること)
※CSV形式の場合には、改ページコードが含まれなくても可。
BSP-RMにおける、格納や仕分け、出力を行う際の最小単位がページです。 通常、アプリケーションプログラムがレポートを作成する際に、ページ制御文字を用いてページを区切ります。
BSP-RMは、ページ制御文字の種類に応じて、次のようにページを認識します。
ASCIIコード(S-JIS、EUC、Unicode) | フォームフィード(0x0c)のレコードまでを1ページとします。 |
EBCDICコード(IBM、富士通、日立) | ANSIコード、MACHINEコード、FACOM制御コードに対応したプリンタに出力可能な状態であるプリントイメージデータです。 |
ページ制御文字がない場合 (CSV形式も含む) |
レポート属性マスタの[最大ライン数]に定義されたライン数を1ページとします。ページ制御文字の種類は、レポート属性マスタに指定します。 |
BSP-RMへ格納方法
BSP-RMへ帳票を格納する方法は、次の種類があります。
オンデマンド格納方法 | アプリケーションプログラムが作成した帳票ファイルの格納を、BSP-RMクライアントから直接指示する格納方法です。 開発/テスト時等に、BSP-RMクライアントからのオペレーションで格納処理を行うことができます。 |
ファイル格納方法 | アプリケーションプログラムが作成した帳票ファイルをバッチ方式で格納する方法です。 バッチ処理等で直接指示をする場合には、この方式を用います。 ※ディレクトリ監視用には別途、BSP-RMファイル監視が必要です。 |
アプリケーション格納方法 | アプリケーションプログラムから、BSP-RMが提出するレポート格納APIを直接呼び出して、帳票データを格納する方法です。 新規にアプリケーションを作成する場合や、複雑な仕分け処理をアプリケーション主導で行う場合に用います。 |
スプール格納方法(メインフレーム、AS/400) | メインフレーム等のスプールファイル(JES-SPOOL、アウトキュー等)から、特定クラスなどのキーで、直接格納処理を行います。 |
帳票出力機能
BSP-RMに格納された帳票は、プリンタやファイルなど、様々な媒体に出力することができます。その際に3つの出力方法があります。
1.レポート別出力
格納された帳票単位に出力します。
2.配布先別出力
複数の帳票内で同一の配布先/宛先のものをマージ(名寄せ)して出力します。その際に、ソートキーを与えることで配布先ごとの優先順位を付けた出力ができます。
3.その他の便利な機能
- 仕分けセパレータの自動挿入
- 配布先別チェックリスト(送付表の生成)
- 再出力
- 帳票単位
- 配布先単位
- ページ単位
4.配信機能
仕分け機能で仕分けされた配布先ごとに出力ファイルを生成することができます。この出力ファイル単位に出力先を決定することができます。
電子帳票システムのフォルダ構成に合わせて、個人単位に格納フォルダをBSP-RMからの指示で指定することができます。

システム連携機能

格納/出力ログ生成機能
- 帳票ごと、配布先ごと、出力先ごとに出力実績が取得できます。
- 出力時間、ページ、ライン情報などが取得できます。
- 帳票ごとの格納実績から日別、月別の用紙使用量が把握できます。

BSP-RM の導入事例
関連製品・サービス
ユニリタにまるっとおまかせ
「まるっと帳票クラウドサービス」
帳票の電子化によるWeb配信に加え、プリンタによる紙への印刷~封入封緘~配送業務まで、帳票の出力業務を「まるっと」お手伝いできるクラウドサービスです。
鮮明・高速・軽量なXML帳票ツール
「XRF」
鮮やかな帳票やグラフ入りの帳票から、二次元バーコード帳票やデータ量に対応して出力領域を変更する可変帳票まで生成が可能、幅広い帳票ニーズに応える次世代帳票ツールの決定版です。
CONTACT