システム稼動監視(Zabbix)
膨大なサーバ監視コストの課題を一気に解決
エンタープライズ企業で採用されてきたサーバ監視製品の多くが、2000年前後に導入された「高機能」で「高価格」な製品です。当時は、サーバプラットフォームに対する可用性の低さを高機能なサーバ監視ツールで担保していました。 当然、高機能な製品は高額となるため、サーバ監視に必要なエージェントの増加に比例し、保守コストが膨大な費用に膨れ上がっているケースを多く見かけます。 15年以上が経過した現在では、当時は高額なサーバ監視製品でしか対応できていなかった監視機能が普通にオープンソース製品で実現可能になっています。特にオープンソースのサーバ監視ツールにおいてデファクトスタンダードである「Zabbix」は、数多くのデータセンターやエンタープライズ企業で採用されています。 A-AUTOのサーバ監視機能は、オープンソースの「Zabbix」を用いています。ジョブ管理だけでなく、「Zabbix」によるサーバ監視を含めた統合監視を実現する各種サービスをユニリタは用意しています。

課題 1
長年利用してきたサーバ監視ツールのコストを削減したい
課題 2
基幹システム刷新のタイミングで、ジョブ管理を含めたシステム運用管理の基盤を見直したい
課題 3
オープンソース製品を利用したいが、サポートサービスの面で不安がある
Zabbix活用事例
某社基幹システムにおけるメーカー系監視ツールから、「Zabbix」へのリプレイスした事例をご紹介します。
システムの稼働状況
- 2000年代にメインフレームからダウンサイジングした基幹システムのサーバ監視にメーカー系サーバ監視ツールを採用
- ジョブ管理はメインフレームからの移行容易性、運用ルールの継続を評価し「A-AUTO」の利用を継続
- サーバ更改の度にライセンスの買い直しが発生するメーカー系監視製品の「コスト」が課題
- 当初は安心安定を最優先にメーカー系監視ツールを採用したが、利用している機能は一般的な監視要件のみ
- 監視対象となるインスタンスも増加傾向。ライセンス追加、保守費用増加への早期対策が必要
リプレイス要件
監視対象
- サーバ 約60台
- ネットワーク機器など 約80台
総監視項目数:20,000項目
- 平均1サーバあたり300項目
- 死活監視 (主な監視項目) 死活/プロセス/サービス/CPU/ログ/メモリ/ディスク
課題解決へのアプローチ
- 現在の監視要件を「Zabbix」でも同じく対応できるか机上でのフィット&ギャップを実施
- メーカー系監視ツールでシステム監視を実施しながら、平行して「Zabbix」で監視を実施
- 操作性の確認として、メーカー系監視ツールと同じ監視ができるのかを実際のZabbixで確認。要件が確認でき、既存の監視と同様の設定が完了したサーバから、メーカー系監視ツールのAgentを停止
ZabbixはOSSツールなのでライセンス費無償。無駄な費用を掛けることなく効果の確認が可能
Zabbix化による効果
効果 1
コスト削減
ジョブ管理、サーバ監視ともに環境変化へ強いツールとなり、将来的なクラウド化にもライセンス移行が無償で可能
効果 2
管理工数削減
ジョブ管理ツールA-AUTOを含めた統合監視を実現
効果 3
スモールスタート&クイックウィン
監視要件の高い複数台のサーバをZabbixにて「スモールスタート」で監視開始。効果を確認してからすべてをZabbix化できたことで、「スモールスタート&クイックウィン」にて効果を最大限に発揮
A-AUTO の導入事例
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